2017年5月6日、1組のカップルにとってもラッキーな出来事が起こった。

日の出とともにプロポーズ

米アーカンソー州在住のカメラマン、ジェイコブ・ピータースさんの元に、ウィスコンシン州在住の男性からある依頼がやってきた。

それはオザーク国立森林公園にあるHawksbill Cragというポイントで、5月6日の日の出とともに彼女にプロポーズをするところを、写真におさめて欲しいというもの。

過酷な撮影だったが、ピータースさんはそのおめでたい依頼を引き受けた。

深夜2時30分に出発

ピータースさんは撮影のために深夜2時30分に自宅を出発。オザーク国立森林公園に4時45分に到着し、約14キロの機材を担いで1時間ほど山を登り、6時前には撮影ポイントに到着した。

夜明け前なため辺りは暗く、携帯の明かりを頼りに歩いたのだという。

6時17分、カップルが到着

予定よりも少しだけ遅れてカップルは到着。

そして彼はプロポーズをし、

JP479/Facebook

彼女はそれを受け入れた。

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カップルはその場で余韻を楽しみ、ピータースさんは15分ほど追加で撮影をして下山したという。

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依頼人に「おめでとう」とメール

依頼人が山を下り、家に着いたのは朝の9時。もちろん疲れ切っていたピータースさんは、依頼人に「おめでとう。いい写真が撮れたよ」とメールをして眠りについたという。

そして目を覚まし、依頼人からこんな返信が来ていたことに気づいた。

「どういうこと? 君の姿は見えなかったけど。僕たちは少し遅れて到着したんだ。本当に僕たちかな?」

全く関係のないカップルだった

そう、ピータースさんが写真に撮ったのは、完璧な日に完璧な場所でプロポーズすることにした、全く関係のないカップル。

ピータースさんは6時間半を費やし、40ドル(約4,440円)のガソリン代をかけ、依頼のない写真を450枚も撮影したのだ。

この事実を知ったピータースさんは、せめて幸運なカップルに写真が渡るよう、5月6日にFacebookで情報提供を呼び掛けた。

数時間でカップルを発見

情報提供を呼びかける投稿は2,000人がリアクションし、900件以上もシェアされた。

その結果、写真のカップルが無事に見つかったのだ! しかも投稿からほんの数時間しかかからなかったという。

幸運にも人生の大切な瞬間の写真を手に入れたのは、テキサス州ダラス在住のカップルだった。

jenny.pham.7758/Facebook

新婦となるJenny Phamさんは、「写真をありがとう! 本当に完ぺきなスタートになったわ。探してくれてうれしい」とコメントしている。

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▼GoProで撮影されたプロポーズの瞬間。背後にピータースさんが小さく映っている

jenny.pham.7758/Facebook

元の依頼人にも何かしたい

幸運なカップルがいた一方で、写真を撮ってもらえなかったカップルもいる。

ピータースさんはどちらのカップルからもお金を受け取らない予定だが、元の依頼人には申し訳なく思っているらしく、なんとかして写真を撮りたいと考えているそうだ。

そちらのハッピーな報告も、ぜひ聞きたいものだ。