気付かずやってない?出会っても発展しにくい「拒み恋愛」

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「恋人がほしいという気持ちはあるのですが、なかなかできません」

「デートまではいくんですけど、2〜3回会うと終わっちゃうんですよね」

ある程度出会いはあるけれど、付き合うまでは至らない……筆者が5,400件以上の恋愛相談を受けてきた中でも、とても多いお悩みのひとつです。

しかしすでに出会いがある場合、ほんの少し心構えを変えるだけで劇的に状況がよくなるもの。今回のコラムでは、出会いがあってもお付き合いまで至らない原因や解決策についてお伝えします。

すぐにご縁を切ってしまう“拒み恋愛”してない?

なかなか男性と縁が深まらない原因のひとつに、“拒み恋愛”をしているからという理由が考えられます。拒み恋愛というのは、それなりに素敵な方から誘われているにもかかわらず、ちょっとしたマイナスポイントを見つけて縁を切ってしまう恋愛です。

拒み恋愛タイプの女性は、美人でスタイルがよかったり、仕事ができたり、アタマの回転が速いタイプに多い傾向があります。でも、相手を早い段階で断ってばかりでは以下のようなデメリットも生じてしまいます。

デメリット1:恋愛経験が積めない

本当の愛というものは、相手と苦楽を共にすることで深まっていくもの。最初は楽しいデートだけをしていたとしても、どちらかが問題を抱えて気持ちが下がったとき、もう片方が愛の力で引っ張り上げるのです。よい部分だけでなくダメな部分も受け入れることで、さらに縁が深まって“かけがえのない人”になるのです。

拒み恋愛をしていると、相手のちょっとした欠点が目についただけで「会うのをやめよう」という考えになります。これでは、かけがえのない人になる以前の問題です。

デメリット2:近づいてくる男性の質が下がる

あなたが25歳以下であれば、相手を切ったとしても、もっといい人が現れることが多いでしょう。それでも拒み恋愛のやりすぎは注意。なぜなら、それ以降は1年ごとに近づいてくる男性の質が下がってくるからです。

もちろん急激に下がることはないので気づきにくいですが、気が付いたら「あれ?なんだか前よりいい男が減ってない?」という事態になることも。

デメリット3:あなたも同じことをされるかもしれない

多くの方を見てきて筆者が思うには、因果応報というのは恋愛にも結構あります。ちょっとしたマイナスで男性を切っていると、あなたもある日突然「この人は年齢が高いからちょっと……」などと言われるようになることもあるのです。

今、何の問題もなさそうなカップルも、過去には相手のマイナスを見て幻滅した時期もあったはず。恋愛関係の楽しみのひとつに“相手の変化を待つ”ということがあります。今、あなた好みの行動をしてくれない彼であっても、ふとしたきっかけでいい方向に激変することは、よくあることなのです。

 いかがでしたか? すでに一定数の男性と出会っているのに全然上手くいかないということであれば、あなたの心構えをもう一度見直してみるのもいいかもしれませんよ。

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※ Mooshny / Shutterstock

【筆者略歴】

橘つぐみ

恋愛コンサルタント。つぐみ恋愛相談所代表。テクニックだけでなく、ポンポンッとうまくいく雰囲気も教えるコンサルや勉強会が人気。著書は『野性の勘で恋せよ乙女!(講談社)』、『最終彼氏の見つけ方(大和出版)』他。2児の母。