あるクルマ好き家族の情熱が引き寄せた8台のフォード「マスタング」

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フォードは先日、"スピード家"(そう、それが彼らの名字だ)と、彼らが所有する「マスタング」8台を紹介した。この家族がどのようにして、これらの"ポニーカー"を所有するに至ったのかを見ていくことにしよう。物語は、彼らが飼っていた動物の"ポニー"から始まる。
家長の故ギルバート・スピード氏はジョージア州バルドスタ出身。彼と妻の間には子供が7人と、ペットのポニーが1頭いた。ある時、ギルバート氏はポニーを売って1965年型マスタングを購入する。当時のことを息子のダニエルはこう話す。「ある土曜日、父が"お前たちがあのポニーに乗らないなら、私がどうにかするぞ"と言いました。そして父はあのクルマと戻ってきたのです」。これを切っ掛けに、スピード家の子供たちは競うようにマスタングを手に入れる。




まず、末っ子であるチェスターが、1980年に1965年型マスタングを購入。これに続いて、他の4人もマスタングをそれぞれ買い、ダニエルとチェスターはこれらのクルマをレストアした。ダニエルは現在、航空宇宙産業の分野で働いているが、かつては父ギルバートが経営するトラック運送会社の整備士だった。ちなみに運送に使っていたクルマは全てフォード車である。



現在スピード家が所有するクラシック・マスタングは8台で、「Mach 1(マッハ・ワンあるいはマック・ワン)」の1969年型が3台、1970年型が2台、1971年型が2台、そして1973年型コンバーチブルが1台だ。スピード家は亡くなった父に敬意を表して、これらのクルマを年に2度、オートショーに出展している。彼らはそれぞれジョージア州やフロリダ州など離れて暮らしているため、オートショーは家族が集まるいい機会になっているようだ。



「家族みんなでマスタングに乗り、州間高速道路75号線を連なって走るのがとても楽しいのです。まるで小さなパレードをしている気分になるし、まさに走るオートショーです」とダニエルは話す。彼らは他にも、フォードのピックアップトラックを数台所有しており、クルマの輸送に使っている。

ダニエルは、「私たちは生涯を通じてフォード車を所有することにより、素晴らしい経験をしています」とフォードに伝えたという。「私たちは自分を突き動かしてくれるものに引き寄せられるのです」。

By Greg Rasa
翻訳:日本映像翻訳アカデミー