大岩弾で追いついた仙台が連敗ストップ! 逃げ切り失敗横浜FMは連勝ならず…《J1》

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▽明治安田生命J1リーグ第12節、横浜F・マリノスvsベガルタ仙台が20日に日産スタジアムで行われ、1-1のドローに終わった。

▽9位横浜FMと14位仙台が対峙した一戦。今季3度目の連勝を目指すホームの横浜FMは、前節のヴァンフォーレ甲府戦からダビド・バブンスキーに代わって、前田を先発で起用。一方、連敗ストップを目指す仙台は、敗れた大宮アルディージャ戦からクリスランに代わって、奧埜を先発で起用した。

▽戦前の予想に反して、立ち上がりからペースを握ったアウェイの仙台がホームチームを押し込んでいく。開始3分にはボックス左ライン際で永戸が折り返したボールをゴール前の石原がワンタッチでGKを剥がし、フリーの梁勇基がシュートもこれはGKに阻まれる。さらにこぼれ球を富田がミドルシュートで狙うが、これは相手DFの好ブロックに阻まれた。

▽開始早々の先制ゴールはならずも、良いリズムで攻勢を続ける仙台は、三田や大岩、梁勇基らが積極的にボックス内でチャンスに絡むが、相手のブロックやシュート精度の問題であと一歩でゴールとはならない。

▽一方、守勢が続きなかなか攻撃に出られない横浜FMだったが、30分過ぎにようやく最初の決定機を作る。32分、右サイドの松原が正確なクロスをボックス左に入れると、これに反応した齋藤がヘディングシュート。だが、枠を捉えたシュートはGKシュミット・ダニエルのワンハンドセーブに阻まれる。

▽それでも、この決定機をキッカケに盛り返し始めた横浜FMは、前半アディショナルタイムに右サイドでルーズボールを拾ったマルティノスからのフィードにうまくオフサイドラインをかい潜って抜け出した前田が、そのままボックス内に持ち込んで最後は得意の角度から左足の丁寧なシュートをゴール左隅に流し込み、最高の時間帯に先制点を奪った。

▽互いに選手交代なしで迎えた後半、梁勇基を起点にアウェイチームが反撃を試みるが、GK飯倉の牙城を破れない。流れを変えたい仙台は、58分に梁勇基を下げて西村、69分には蜂須賀を下げて中野を投入し、より攻撃にリスクをかける。

▽一方、後半も粘り強い戦いでリードを保つ横浜FMは、いずれも接触プレーで足を気にしていた齋藤、前田を諦め、73分に扇原、山中をピッチに送り出す。

▽拮抗した展開が続く中、75分過ぎにスコアが動く。76分、左サイドからのクロスをゴール前の石原が右足で丁寧に落とし、これを奧埜がシュートするが、GK飯倉の圧巻の反応に阻まれる。だが、このプレーで得た左CKの場面でキッカーの三田がアウトスウィングで入れたボールをゴール前フリーの大岩が頭で流し込み、仙台が同点に追いついた。

▽その後、奧埜に代えてクリスランを投入し、さらに前がかる仙台が勝ち越しゴールを目指して攻勢に出る。しかし、試合終了間際に中野の右クロスから訪れたクリスランの決定機は、ヘディングシュートが枠を捉え切れず、試合は1-1のままタイムアップ。積極的な戦いで追いついた仙台が、連敗をストップ。一方、逃げ切り失敗の横浜FMはホームで連勝のチャンスを逃した。