19日、韓国・聯合ニュースなど複数の韓国メディアによると、文在寅大統領が特使団の一人として日本に派遣したユン・ホジュン議員は、「慰安婦問題日韓合意」に関連し、韓国側による一方的な破棄は困難との見方を伝えた。写真はソウルの日本大使館前の慰安婦像。

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2017年5月19日、韓国・聯合ニュースなど複数の韓国メディアによると、文在寅(ムン・ジェイン)大統領が特使団の一人として日本に派遣した与党「共に民主党」の尹昊重(ユン・ホジュン)議員は、2015年末に締結した「慰安婦問題日韓合意」に関連し、韓国側による一方的な破棄は困難との見方を示した。

尹議員は19日、韓国・CBSラジオとの電話インタビューで、文在寅大統領が大統領候補当時に掲げた公約について、「(慰安婦合意を)白紙化ではなく、再交渉しようということだった」とし、「前政府が結んだ協約を一方的に破棄することは、正常な国では難しい」と述べた。さらに、「今は、断たれた韓日の首脳外交を復元することが優先だと思われる」と、日韓首脳外交の再開の重要性を伝え、「(慰安婦合意に関連し)政府の立場を具体的に明らかにすることができる時期は、今後の(議論の)進展如何による」と説明した。

この報道を受け、韓国のネットユーザーからは「大統領になった途端に発言をひっくり返した」「慰安婦合意は破棄すると明言していたではないか」「また政治家の言葉遊びが始まった」「どうせこんな事だろうと思っていた」など、批判的なコメントが相次いで寄せられた。一方で、「常識的にはこれが正解だろう。国家間の合意は簡単には覆すことはできない」「再交渉は当然しなければならないが、これに日本側が応じない場合に(初めて)破棄を検討する必要がある」などの意見も見られた。(翻訳・編集/三田)