18日、韓国・聯合ニュースは、足をけがした児童を修学旅行の2日間にわたっておぶい続けた先生の温かい「生徒愛」を報じた。資料写真。

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2017年5月18日、韓国・聯合ニュースは、足をけがした児童を修学旅行の2日間にわたっておぶい続けた先生の温かい「生徒愛」を報じた。

全羅北道(チョルラブクド)高敞(コチャン)郡のコンウム小学校に勤務するイ・ヨンヒョン教諭(32)は昨年5月、修学旅行を前に、自身が受け持つクラスのカン・ソングァン君(12)の足首にひびが入っていることを知った。修学旅行は2日間、コースには道内の観光地、全州(チョンジュ)の伝統家屋が並ぶ「韓屋村」一帯を徒歩で見学する内容も含まれており、ギプスを着けたカン君の参加は難しいと思われた。しかし、カン君のしょんぼりした姿を目にしたイ教諭は、カン君の両親を説得して了解を得ることに成功、40キロを超えるカン君を終始おぶっての修学旅行を無事終えたという。

この事実は、「私の心の先生キャンペーン」の写真公募展の大賞作品により明らかになった。晴れやかなカン君の顔と、彼をおぶうイ教諭の少し疲れた表情が対照的で、当時の状況をそのまま描写している一枚だ。これは、公募展の知らせを聞いたカン君が、「修学旅行をプレゼントしてくれた先生」というタイトルで応募し、「雨も降る中、先生は僕を常におぶってくれた。本当にありがたく、申し訳なかった」と感謝のコメントを残していたもの。イ教諭は「思ったより重くて少し大変だったが、ソングァンが喜ぶ姿を見てやりがいを感じた」と当時を振り返っている。

同校のノ・ボンスク教頭は、イ教諭について「子どもたちの『お兄ちゃん』的存在」と話し、「もし私だったら、5年生の子どもをおぶうなど夢にも思わなかっただろう」と称賛した。

これを受け、韓国のネットユーザーからは「感動した」「すてきな先生だ」「素晴らしい先生。これからも誠実な教育をお願いします」「児童は一生この瞬間を忘れないことだろう」「12キロの子どもを連れて韓屋村に行ったけど、本当に大変だった。本当に立派な先生」「うちの子どももこういう先生に出会ったらいいな」とイ教諭への称賛コメントが相次いでいる。

その他にも、「国が立ち直ったから、素晴らしい人たちがあちこちに出てきた」「最近は国全体に温かい雰囲気が漂ってる」「韓国がだんだんきれいになっていくよう」と、文在寅(ムン・ジェイン)政権誕生に沸く韓国の雰囲気を喜ぶ声や、中には「『思ったより重かった』というインタビュー内容と写真の表情が合ってるね」とほほ笑ましいコメントを残すユーザーもいた。(翻訳・編集/松村)