2016年、国内のスマートフォン出荷台数は、初めて3,000万台の大台を突破しました。メーカー別シェアではAppleがトップで、iPhoneの出荷台数は過去更新を記録した、とIT関連調査会社のMM総研が発表しました。

スマホの出荷台数、初の3,000万台超え!

2016年度通期(2016年4月〜2017年3月)の国内携帯電話端末の出荷台数は3,648.6万台で、前年比0.3%のマイナスでした。これは、5年連続での減少となります。
 
そのうち、iPhoneなどのスマートフォンが、前年比3.3%の伸びとなる3,013.6万台で、全体の82.6%(前年比2.9ポイント増)をスマートフォンが占めています。なお、スマートフォン出荷台数が3,000万台を超えるのは初めてのことです。
 
一方、フィーチャーフォンは前年比14.4%減の635万台と減少が続いています。
 
SIMフリースマートフォンの出荷台数は281.6万台で前年比63.5%増と大きく伸びており、スマートフォン出荷台数のうち9.3%がSIMフリーとなっています。

iPhoneの出荷台数は過去最高を更新!

携帯電話・スマートフォン全体におけるメーカー別出荷台数シェア1位はAppleで、43.5%を占めています。Appleの出荷台数は、2014年度を上回り、過去最高を記録しました。
 
これは、2016年3月末に発売されて人気を呼んだiPhone SEと、日本国内でもApple Payが利用可能となったiPhone7/7 Plusがともにヒットした影響と考えられます。
 

 
スマートフォンに限定したシェアでは、首位のAppleが52.7%と過半数を占めています。以下、2位がソニー、3位がシャープ、4位が京セラ、5位が富士通となっています。

SIMフリースマホ1位は3年連続でASUS

SIMフリースマートフォンに限定してメーカー別に出荷台数シェアを見ると、1位がASUSで29.4%、2位がHuawei、3位がFREETELのブランドで知られるプラスワン・マーケティング、4位が富士通となりました。
 
ASUSがSIMフリースマートフォン市場で1位になるのは3年連続です。

SIMフリー効果でスマホ市場は微増

MM総研は、2017年度の国内総出荷台数を、前年と同等の3,650万台(内、スマートフォンが3,080万台)と予測、その後は2018年度に3,640万台、2019年度に3,610万台、2020年度に3,770万台と推移するとみています。
 
スマートフォンは買い替えサイクルが長期化し大手キャリアの台数が減少する一方、SIMフリースマートフォン市場が拡大する効果で、スマートフォン市場は微増傾向で推移すると予測されています。
 
また、2020年度には次世代通信規格「5G」導入により、大手キャリアのスマートフォン販売が好転する可能性も考えられます。

 
 
Source:MM総研
(hato)