中国のネット上で最近、浙江工商大学の卒業写真が注目を浴びている。

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日本では一般的に3月が卒業シーズンとされるが、中国の大学は6、7月が中心だ。最近、ネットで注目されているのが浙江工商大学の卒業写真。制服姿の女子学生が笑顔でポーズを決める1枚は若さが満ちあふれている。まるで、一人一人が美しさを競い合っているようだ。

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撮影場所となったキャンパス内の広場では、色とりどりの花が学生たちを引き立てている。中でも、経済学部の岑さんは男子学生から憧れを込めて「女神」と呼ばれる存在。すらっとしたモデル体型と大きな目が特徴で、岑さんの姿は人混みの中でも目立つという。卒業が間近に迫る中、岑さんは「思い出深いキャンパスの隅から隅まで写真に収めるのがただ一つの願い」と話す。

学生たちの写真撮影に向けた意気込みは相当なものだ。撮り方について1カ月前からアイデアを練り始め、「おそろいの服でかわいいポーズを取る」「地面に寝転んで人文字は?」などの意見が挙がった。そんな彼女たちが最後に撮ったのが、「女子学生らしさ」を意識した1枚。彼女たちにとって卒業は別れの他に社会への旅立ちも意味している。幼かったこれまでに別れを告げるのだ。

「卒業まで残り約1カ月。学校の芝生で卒業写真を撮ることを約束しました」。行政管理を専攻している徐さんは、「きれいな写真をたくさん残すためにいろいろな工夫をしました。皆で逆立ちをしたり、『卒業だ!』『See You』の人文字を作ったり…」と話す。学生たちは文字の他、図書館前の芝生に寝そべって作った図形を空から撮影するなどした。

同じく行政管理を学ぶ陳さんも「2013年に入学して2017年に卒業するので『2013』『2017』の文字もあります。皆がこの4年間を記憶にとどめ、クラスメートたちとの友情を大切にしてくれればと思います。母校のことを忘れないでいてほしい。特別な形で学生時代を記念に残したいのです」と語る。

中国のSNSアプリ、微信(Wechat)に投稿された卒業写真はネットユーザーの注目を浴び、「最も美しい写真」と話題を呼んでいる。(提供/環球網・編集/インナ、黄テイ)