ピーナツバターといえばとても甘く高カロリーなイメージのある食品ですよね。そのいかにも太りそうなイメージの影響で、ピーナツバターをダイエットの敵と認識し、なるべく食べるのを控えている方もいることだと思います。しかしピーナツバターは常にダイエットの敵であるわけでもなく、健康にも美容にも良いとても優秀な食材でもあるのです。ダイエットの敵、美容の敵と思われがちなピーナツバターの力について紹介したいと思います。

ピーナツバターはダイエット・美容の敵という誤解

ピーナツバターはあんなに甘くて脂も多いと聞くし、ダイエット・美容の敵でないはずがない、と思っている方も多くいることでしょう。しかし必ずそうというわけでもありません。わたしたちが普段食べているピーナツバターは、味や甘さを重視し糖分を加えるなどして加工されたものです。需要の多いアメリカなどでは余計な糖分などを加えないものが主流となっています。むしろ甘くないピーナツバターが本場の味と言えるのです。糖分などが含まれていない純粋なピーナツバターは、太りやすいものとは違います。含まれる脂も動物性脂肪とは違い、オリーブオイル等と同じ植物性脂肪なので太りにくい脂です。

ピーナツバターに含まれる
豊富な栄養素から期待できる美容効果

ピーナツバターには女性にうれしい、非常に豊富な栄養素が含まれています。例えば良質かつヘルシーな植物性脂肪、オレイン酸・リノール酸。特にオレイン酸は悪玉コレステロールを抑え善玉コレステロールを増やすことで知られる栄養素。善玉コレステロールが増えることにより美肌や若々しい肌を保つ効果が期待できます。そして抗酸化作用や生理を整える働きが期待できるビタミンEや葉酸などの各種ビタミン・ミネラル群、肌や女性ホルモン、痩せやすい身体づくりに欠かせないたんぱく質、血糖値の上昇緩和や便秘を改善する食物繊維など。ピーナツバターを食べるだけでこれだけの恩恵が受けられるわけですね。

甘くないピーナツバターを選ぼう

美容や健康目的でピーナツバターを食べるのなら、ずばり甘くないピーナツバターをチョイスすることをおすすめします。わたしたちが普段食べているピーナツバターだと糖分を多く含んでいるので太る原因になりかねません。甘くないピーナツバターはパンだけでなく、和え物などの料理にも合うので使い方は自由自在。とはいえ甘くないピーナツバターでも食べすぎはカロリー過剰となるため注意が必要です。甘くないピーナツバターを購入しどうしても馴染めないという人もいるようです。その場合は蜂蜜やメイプルシロップで甘さを調整すると良いでしょう。あなたも美容のために普段の食事にピーナツバターを取り入れてみてはいかがでしょうか。


writer:サプリ編集部