中間層の増加などを背景に海外旅行が珍しいことではなくなった中国では、長期休暇が近づくたびに「今度はどこの国に行こうか」と話題になることは少なくない。独身時代に海外旅行を経験した若い親たちが、自分の子どもにも海外旅行を経験させたいと思うのは自然なことだが、「子連れでの海外デビュー」にはどの国が一番良いだろうか。中国メディアの今日頭条は17日、「子どもにとっての初の海外旅行は、自分なら日本に連れて行く」とする記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

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 中間層の増加などを背景に海外旅行が珍しいことではなくなった中国では、長期休暇が近づくたびに「今度はどこの国に行こうか」と話題になることは少なくない。独身時代に海外旅行を経験した若い親たちが、自分の子どもにも海外旅行を経験させたいと思うのは自然なことだが、「子連れでの海外デビュー」にはどの国が一番良いだろうか。中国メディアの今日頭条は17日、「子どもにとっての初の海外旅行は、自分なら日本に連れて行く」とする記事を掲載した。

 この筆者は、旅行関連の仕事をしてきた「旅行のプロ」のようで、目的地までの距離、治安、日本人の親切さ、都市の発展度合い、遊ぶ場所の多さといった基本的な要素を考えると、「子どもの海外デビューに最もふさわしい国は日本しかない」と言えると断言した。

 また、子どもの「見聞を広める」という観点からも日本はベストの選択だという。日本では中国文化が継承され、歴史的建造物の保存状態が良く、日本は礼儀正しいうえにスリや強盗も少なく、交通ルールなどのマナー意識が高くて空気もきれいであると指摘、「外に出れば、中国よりもっと高い基準の国」があることを子どもに知ってもらう良い機会になるとした。

 さらに子どもにとって重要な「遊び」という面でも、日本には美しい大自然だけでなく、ディズニーランド、海遊館、ユニバーサルスタジオなどの「テーマパーク」が多く、しかも事故の心配もなく安全性が高いと称賛した。

 そのうえ、日本旅行は親にも良い刺激になるという。小学生がランドセルを背負って保護者同伴ではなく自分で歩いて登下校するという、中国ではありえない光景が見られるため、「子どもの自立を促す」日本の教育方針を見る良い機会になるからだ。加えて、飲食、宿泊、旅行の日程、費用などのコストパフォーマンスを考えると、なおのこと日本は最高の旅行先となり、質が高く手軽な価格の子ども用品も購入できるため、ショッピングでも日本はおすすめだとした。

 百聞は一見にしかずという諺のとおり、中国の今の子どもたちの世代が真実の日本を知り、日本に対する客観的な知識を持つ「知日」の中国人が増えれば、今後の日中関係も変わってくるかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)