嵐

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 1999年にデビューした嵐。ジャニーズ事務所所属グループの中ではTOKIO、KinKi Kids、V6に次ぐ活動歴のあるグループとして歩みを進めている。先に挙げた3グループはキャリアを重ねて培った風格ともに兄貴的な役割を果たすことが多く、彼らのバックを務めていたJr.時代の思い出を後輩ジャニーズたちがTVで語る姿をよく目にしてきた。一方で嵐の場合はJr.時代の思い出というよりは、今仲良くしている先輩といった近しい距離間で後輩から語られることがほとんどだ。しかし、ここ数日のTV番組で後輩たちがJr.時代のエピソードで嵐のメンバーの名前を語る機会が相次いだ。

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 5月17日に放送された『TOKIOカケル』(フジテレビ系)に出演したKis-My-Ft2藤ヶ谷太輔は1998年にジャニーズ事務所に入所。KAT-TUN上田竜也・亀梨和也・中丸雄一、NEWS増田貴久らと同期である。2003年にNEWS、2006年にKAT-TUNと続々とデビューしていく中で、藤ヶ谷はなかなかデビューすることができず、2011年ついにKis-My-Ft2でCDデビューを果たした。TOKIO国分太一に「なんでここまで頑張れたの? 一回辞めようとか思ったときあるでしょ」と尋ねられると、藤ヶ谷は「嵐のバックにつかせてもらった時に、嵐のファンのみなさんが僕らJr.に『ありがとう』って言ってくれて。それですごく嬉しくて、幸せを与える方になりたいなって思ったのがきっかけですね」と回答。嵐のステージに立った経験が、活動を続ける上での励みになったことを明かした。

 また、5月18日放送の『亀と山Pとクリームシチュー』(日本テレビ系)に出演した亀梨と山下智久。二人の“運命の場所”をドライブで巡るという企画中に、線路下のトンネルを通過した彼らは、そのタイミングで通過したJR総武線の車両に反応を示した。総武線といえば、ジャニーズJr.時代に相葉雅紀、二宮和也、風間俊介らのメンバーたちが同じ電車で通っていたことから「チーム総武線」と呼ばれていたことでおなじみだ。亀梨と山下も3人とともに一緒に帰ることがあったという。亀梨は「たまに相葉くん、二宮くんと帰れる時があったら、ああ!みたいな。俺が入った時には圧倒的にもうJr.で(人気が)ガーンって出てたから、超芸能人っていう感じだった」と当時を振り返った。一方で、怖い先輩として挙がったのが櫻井翔。亀梨が「カップラーメンの残りをシンクに捨てていたら怒られた」と体育会系の一面も持つ櫻井の若き日のエピソードを語った。

 かつて「嵐組」としてツアーバックのJr.を務めていた藤ヶ谷、増田、北山宏光、宮田俊哉から、4月28日放送の『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)でもバックを務めていたMADE、Travis Japan、SixTONES、Love-tuneをはじめとした現役ジャニーズJr.まで、嵐の刻む歴史が増えるほどJr.時代に関わりを持つメンバーの数は増えていく。先輩の背中を見て育つジャニーズ事務所のスタイルにおいて、嵐はジャニーズJr.たちにどのような影響を与えるのだろうか。後輩たちから見た嵐の姿が語られる機会は、今後ますます増えていくにちがいない。(竹上尋子)