髪の免疫力を高めよう!有効なラウリン酸とは

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髪の免疫力とは

免疫力とは、細菌などの感染から体を守ったり、疲れにくい体を作る免疫細胞が持つ力のことを言います。

免疫細胞がしっかり働くと、風邪をひきにくい丈夫な体になります。

そして免疫力は、髪にも大きな影響を与えます。

免疫力が低下すると、体は生命を維持するため、優先的に臓器へ栄養素を送り込もうとします。

すると髪には十分な栄養が届きにくくなり、髪の健康が脅かされるのです。

また免疫力が低下すると、肌のバリア機能も低下します。

外部からの刺激によって頭皮に細菌が繁殖したり、炎症が起きやすくなります。

皮脂の分泌量が増えて毛穴も詰まりやすくなり、結果的に薄毛や抜け毛を引き起こす原因になってしまうのです。

どうやったら高められるのか

免疫力を高める方法は色々ありますが、食生活を改善して腸内環境を整えることが有効です。

ヨーグルトや納豆などの発酵食品を積極的に摂ると、腸内に善玉菌が増えて免疫力を高めてくれます。

また体温を上げることも免疫力の向上につながります。

体温が低いと血行が悪くなるため、細菌と戦う白血球の働きも悪くなるのです。

体温を上げるには冷え性を改善して、基礎代謝を高める必要があります。

湯船にゆっくりと浸かったり、適度な運動や体を温める食品を摂るなどの方法が効果的です。

ラウリン酸とは

ラウリン酸は中鎖脂肪酸の一種で、パーム油やココナッツオイルなどの植物オイルや母乳に含まれています。

ラウリン酸には免疫力を高める効果があり、母乳に含まれていることで、生まれたばかりの赤ちゃんが病気になるのを防いでいます。

またラウリン酸は細菌の感染を防ぐだけでなく、すでに起きている炎症を鎮めて、肌のバリア機能を正常化する働きがあります。

ラウリン酸は唾液と混ざり合うと、体内でモノラウリンという物質に変化します。

このモノラウリンは、腸内の善玉菌の働きを活性化して、腸内環境を整えてくれます。

ラウリン酸は体の外側と内側の両方にアプローチして症状を改善するため、髪の健康に役立つのです。

是非、積極的に摂るようにしましょう!