大きくて優しい動物、オクジャを巡る争奪戦が展開する - 『オクジャ/okja』ビジュアル

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 現在開催中の第70回カンヌ国際映画祭で渦中にあるNetflixのオリジナル映画『オクジャ/okja』の監督を務めているポン・ジュノの来日が決定。今年6月に、主演子役のアン・ソヒョンと共に日本に訪れることが明らかになった。

 本作は、カンヌ国際映画祭の長編コンペティション部門にノミネート中。だが、審査員長を務めるペドロ・アルモドバル監督が、現地時間17日にカンヌで行われた審査員会見で、「個人的には、劇場公開される予定のない映画は、最高賞パルムドールのみならず、ほかのどんな賞も受賞すべきではないと考えます」と明言し会場をどよめかせるなど、ストリーミング配信作品のコンペティション参加をめぐる問題の渦中の作品の一つとしても世界中から注目を浴びている1本である。

 論争に巻き込まれる理由には、それぞれのストリーミング配信作品の質の良さもあってなのか。今回公開された『オクジャ/okja』の予告編では、多国籍企業に追われる”オクジャ”という謎の巨大生物を守る少女(ソヒョン)の姿が、ときに激しいアクションや美しく繊細な彩りを交えつつ描かれている。『スノーピアサー』『殺人の追憶』などで国際的に評価されている韓国の鬼才・ジュノ監督による、どこか不思議でファンタジックな世界観も魅力的だ。

 『オクジャ/okja』には、ブラッド・ピットの製作会社プランBも参加。出演陣としてはソヒョン以外にも、『スノーピアサー』に続きジュノ監督と組むティルダ・スウィントンをはじめ、ジェイク・ギレンホール、ポール・ダノなどが集結している。『オクジャ/okja』はNetflixで6月28日より全世界同時オンラインストリーミング配信予定。(編集部・井本早紀)