アメリカのように多数の人種が混在している国では、人種差別問題が特に意識されています。

黒人の学生が卒業アルバムに書いていた、ある「ひとこと」が物議をかもしていました。

 

Shots fired : BlackPeopleTwitter


サバンナ・トムリンソンという名のこちらの女性。

彼女が卒業アルバムにつづった言葉とは……。

「電話の応対が白人に聞こえれば、何だってできる」

半分ジョークとも、真実ともとれる内容。

ここでの「聞こえる」とは、英語には出身地や教育がわかるアクセントの違いがあり、黒人独特の話し方や、教育をきちんと受けた人の話し方などの差が出てしまう言語背景を意味しています。

電話の話し方ひとつで、相手に偏見を持たれることの利点・欠点が浮き彫りになっているのです。

実に重いひとことだと、議論を呼んでいました。

海外掲示板のコメントをご紹介します。

●サバンナという名前も、かなり手助けしているね。
(白人風の名前)

↑それがポイントだったんじゃないかな。

↑「きっとこの子は、どうして自分の履歴書がすぐゴミ箱行きになるのかわからないだろう」
[画像を見る]
(黒人風の名前)

↑雇用されるのに名前が大事ってことか。

↑自分の友人も死ぬほど長い名前で、なかなか雇用されないよ。

●それはまさに自分の人生だよ。かなり大勢の白人からお世辞を言われた。「わお、なんて(発音が)明瞭なんだ」といった具合だ。

↑「他の人とは違うみたいに」

↑「話し方が上品」

↑一見褒められているように見えるが、それがいかに侮辱であるかを理解するのにそう時間はかからない。
残念なことに白人から言われるだけではなく、仲間からも「なぜ白人みたいな発音?」と言われることがある。
まるで黒人が洗練された話し方をしないかのようにね。一定のグループ内で育つと話し方は決まってくるので、そんな風に言う人々を非難できないが、それでもちょっとした不満はある。
アメリカの教育バランスが悪く、それが根深く社会に埋め込まれていることを意識させられる。

●サバンナ・トムリンソンは白人のような名前だね。

↑あと、彼女が魅力的なことも助けているよ。

●彼女が特別に魅力的な女性なので、このコメントが痛々しくない。

●正しい英語を話すことで、職を得るチャンスは高くなる。それは人種の問題ではない。田舎の出身でブームハウアー(※)のように話すなら、やはり仕事は得られない。
(※テレビアニメ「キング・オブ・ザ・ヒル」に登場するキャラクター。早口でぶつぶつと話す)

●これは問題をさらに存続させてしまうのだけど……「白人に聞こえる」のが大事なわけではない。しっかり明確に発音しているかが問題なんだ。スピーチを人種とつなげるのは愚かである。

●電話セールスをしている者として言うが、これは不幸にも真実である。

↑おもしろい。それにサバンナはとてもゴージャスな娘だね。


人種、言語、環境などいろんな要素を含むこともあり、さまざまな意見が出ていました。

日本で暮らしているとピンと来ない部分もあるだけに、興味深いものがありますね。

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