株式会社グラフィック社は、年2回の刊行を続けている文字デザイン情報誌「Typography」の最新刊「Typography 11」を5月10日に発売した。今回の特集は“欧文書体を使いこなす”。B5判/128P/2,000円(税抜)。本誌とは別に、48Pの小冊子が付いてくる。

欧文書体の上手な使い方を知るには、欧米のデザインを参考にするのが一番だ。本書ではドイツの新聞「Welt」をはじめ、現在ヨーロッパで選ばれている欧文書体を、実際のパッケージや雑誌、書籍、パンフレット、Webサイトなどの最新事例をもとに紹介する。本書で書体選択の幅を広げ、その効果的な使い方を学べば、ワンランク上の使い方がマスターすることが可能だ。書体の選択基準や使用法、購入方法、専門用語といった基礎から応用まで幅広くカバーし、初心者から上級者まで広く活用できる内容となっている。

特集では、東京TDC賞2017タイプデザイン賞を受賞した、日産の3つの専用書体にフォーカスを当て、デザインを担当したデンマークのデザインオフィス「kontrapunkt」に取材、企業ブランドの専用書体がどのようにデザインされるのかを紹介している。

また、モノタイプ社の新書体開発プロジェクトについても特集を組み、3つのフレーバーを持つ書体として開発された欧文書体「Between」と、和欧混植をスムーズに行うため10種類のウェイトをそろえた和文書体「たづがね角ゴシック」。この二つの書体が完成するまでのプロセスを追いかける。

特別付録として、定番書体200種類の書体見本「欧文書体 定番200」と、「フォントワークス×モノタイプ 和文・欧文フォント 組み合わせガイドブック」が付属。こちらも、デザイナーであれば手に入れておきたい、充実の内容となっている。

欧米のデザインの最新事例

「kontrapunkt」デザインの日産専用書体

モノタイプ社の新書体開発プロジェクト

出版社:株式会社グラフィック社
価格:2,000円(税抜)
グラフィック社編集部 編
URL:http://www.graphicsha.co.jp/
Amazon:http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4766130359/mdndi-22/
2017/05/19