J1に比べてJ2で圧倒的に多いもの…それは「GKのヒヤッとするミス」

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デジタル配信を積極的に進めるJリーグ。

今季から試合映像に関する著作権の管理をJリーグが行っており、簡易ハイライトやゴール動画であればJリーグのYouTubeチャンネルで、また少し長めのハイライトであれば各クラブのYouTubeチャンネルで確認することができる。

Jリーグでの隠れた名プレーや迷場面をリサーチするべく、編集部Sは月曜日になるとその前の週末に行われた全試合のハイライトをYouTubeで確認する。

J1からJ2であれば全部で20試合があり、一つの動画の尺は約5分。

これを全てチェックするだけでも単純計算100分近くがかかるが、各クラブのYouTubeチャンネルに飛んだり更新を待ったりするため実際にはもう少し時間を擁する。なかなか骨の折れる作業なのだ。

さて、そんな生活をしばらく続けていて気になることがあった。

それは17日(水)に行われたJ2第14節の全11試合分のハイライトをチェックしていた時のこと。この節ではこんなシーンが相次いで見受けられた。

・名古屋vs町田戦(01:11から)

・岐阜vs熊本戦(01:05から)

いずれも、GKが何でもないボールをコントロールミスし相手に奪われるというもので、判断の誤りが導いたもの。一歩でも間違えば失点に繋がるというシーンだった。

J2ではこうした試合を壊しかねないGKによるヒヤッとするミスが多く、各節に必ず一人はやっている印象だ。

実際に失点に繋がったシーンもある。

もちろんディビジョンが違うため、あらゆるプレーレベルにおいてJ1がJ2を上回っている。比較すること自体がナンセンスであるとも言える。

しかし、GKによるこうしたボール処理の誤りはJ1ではほとんど見らない。

J1選手とJ2選手の間にある程度の差はあるだろうが、GKに関して言えば基本的なセービング技術の差以上にこうした“足元の処理”でミスが目立つのだ。

もちろんJ2にはJ2なりの魅力があり、J2から日本代表にまで駆け上がった選手も少なくない。

しかし、GKというポジションは文字通り最後の砦であり、一つのミスが試合を壊しうる。今回のようにたとえ失点に繋がらなかったとしても、チームのリズムに悪影響を及ぼしかねない。サポーターとしても、水を差されるような気分になるだろう。

得点力不足が叫ばれがちだが、日本全体としてGKのレベルも上がればJリーグのレベルもより高いものになるはずだ。