日本国内で初のハンバーガーチェーン「ドムドムハンバーガー」が、運営元であるダイエー子会社のオレンジフードコートを離れ、ホテル事業などを手掛けるレンブラントホールディングスに売却されるとわかったと、2017年5月18日、Jタウンネットの姉妹サイト「J-CAST会社ウオッチ」などが報じた。

ダイエーと併設される場合が多く、買い物の帰りに寄るという使い方も一般的だった同チェーンには根強いファンが多く、ツイッターには、子供のころの思い出や語る人が多く現れた。

ドムドムハンバーガーが売却へ(くーさんさん撮影。flickrより)

「子供のころはよく行っていた」

「J-CAST会社ウォッチ」のダイエーへの取材によると、全盛期よりも店舗数が減少しているものの、閉店は「売却ありきの対応ではなかった」という。現在展開している55店舗中の36店舗を譲渡し、残りの店舗をオレンジフードコートのクレープ店「ディッパーダン」に切り替えるなど、対応を検討するという。

Jタウンネットでは、以前にダイエー仙台店閉店に関しての記事を出しており、そこでも店の一部だったドムドムハンバーガーへの思い入れを語る人が現れるなど、同店には根強い支持があった。

売却が報じられると、ツイッターでは、

と、マクドナルドに先駆けて日本にハンバーガーをもたらしたドムドムハンバーガーにまつわる思い出が寄せられた。中には「もう食えなくなるかも」と急遽訪れたユーザーや、ドムドム店内で売却の知らせを聞いた、という投稿もあった。