AKXYTM(アクシー)。(画像:GLM発表資料より)

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 国産EVスポーツカー「トミーカイラZZ」で知られる電気自動車メーカーにしてベンチャー企業のGLMは、旭化成と共同で、スポーツカーとSUVを融合した次世代クロスオーバー車「AKXYTM(アクシー)」を開発したと発表した。3人乗り、ガルウイング、クーペスタイルのルーフラインを持つ。

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 このコンセプトカーは「人とくるまのテクノロジー展2017」(5月24日〜26日、横浜市)で一般公開されるが、コンセプトカーではあるが実際に走行することも可能な構造になっており、その走行映像が公開されることになる。

 車両内部には、トミーカイラZZのプラットフォーム部分が活用されている。車体には、旭化成の最先端技術が反映された自動車向けの部材やシステムなどが、総計27品目に渡って搭載されているという。

 部材では、自動車の軽量化につながる、金属の代わりとなる高機能樹脂、シートには人工皮革、エコタイヤ向けの合成ゴム、といった具合。技術面では、たとえば「センシング技術」がある。センサーを用いて様々な情報を計測する。人の顔をカメラで撮影しながら心拍数を計算する非接触バイタルセンシングシステム、室内の二酸化炭素濃度を検知するCO2センサー、などだ。

 ちなみに、CO2センサーは呼気に含まれるアルコール濃度を検知することもでき、警告を発する機能などへの拡張が考えられるという。

 全長は4,685mm、全幅は1,813mm、全高は1,562mm。モーターはトミーカイラZZのものと同じで、最高出力225kW、305馬力。

 このコンセプトカーは、単に新しい自動車を売り出す前の周知を目的としただけのものではなく、「プラットフォーム事業」であり、EVそのものの開発に対する参入障壁を取り除いていくことそのものが目的であると、GLMは語っている。