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台湾HTCは16日(現地時間)、グローバルローンチイベントを開催し、Androidスマートフォンのフラッグシップモデル「HTC U11」を発表した。発売時期は6月初旬。日本でも発売を予定している。

HTC U 11は、約5.5インチのWQHD(2,560×1,440画素)液晶ディスプレイを搭載。OSにはAndroid 7.1.1を採用する。プロセッサはクアルコムのハイエンドSoC「Snapdragon 835」(オクタコア2.36〜2.45GHz×4+1.9GHz×4)。

グローバルではメモリとストレージの容量が異なる2モデルが発売。メモリ4GB / ストレージ64GBのモデルと、メモリ6GB / ストレージ128GBのラインナップ構成だが、日本ではメモリ4GB / ストレージ64GBのモデルのみ展開する。なお、外部ストレージとしてmicroSDカードが使える。

大きな特徴のひとつが、追加された新UIの「Edge Sense」。本体側面に搭載された感圧式センサーを押し込む「スクイーズ (握る)」アクションにより、スタンバイ状態からのカメラ起動やシャッター操作、音声アシスタントの起動などが行える。センサーは短く握るか、長く握るかによって操作を区別することができ、それぞれにユーザーが任意のアプリ操作を割り当てられる。

サウンド面では、3.5mmイヤホンジャックを省略。USB Type-C接続のデジタルイヤホンに統一した。付属の純正ハイレゾ対応イヤホン「HTC USonic」は、リニアPCM 192kHz/24bitのハイレゾ再生に対応するDACを内蔵。USB Type-C端子に直結して、デジタル接続による高品位な音楽再生を楽しめるほか、アクティブ・ノイズキャンセル機能に対応する。

音のきこえ方をユーザーの耳の形に合わせて最適化する「パーソナライズド・オーディオ」の機能も、前機種「HTC 10」に引き続き搭載している。なお従来のアナログ接続のイヤホンは本体パッケージに添付されるUSB/3.5mmイヤホンジャック変換アダプターを使えば接続できる。明瞭なステレオイメージを引き出す高出力の内蔵スピーカー「HTC BoomSound」も健在だ。

AI型の音声アシスタントは、「Google Assistant」とAmazon「Alexa」の両方に、スマホとして世界で初めて対応した。Alexaでは、スタンバイ状態でも音声コマンドに対して素速く反応できる低消費電力の「Always On」を特徴とするほか、スマホから約1.5m離れて音声コマンドを投げかけても精度の高い入力ができるという。なお、いずれのサービスも本機発表時点では日本語対応が未定となるため、日本発売の段階では、まずGoogleのアシスタント機能から対応というかたちになりそうだ。

また、HTC独自のAIアシスタントアプリ「HTC Sense Companion」を、7月以降のソフトウェアアップデートで追加する計画を発表している。アプリは機械学習エンジンを導入しており、使用開始時にユーザーのIDを登録。使い込むほどにユーザーの行動パターンを蓄積しながら"賢く"なっていき、バッテリーのパワーマネージメントや健康管理、カレンダーに登録されたスケジュールが、外出先の天気予報を通知する機能などと連動する。ユーザーの行動データを端末内でクローズドに保持できるため、安全に利用できる。

カメラはリア側のメインユニットが約1,200万画素、フロント側が約1,600万画素を採用。フロント側を大きく強化したのが特徴だ。メイン側もより多くの光をセンサーに取り込めるよう画素ピッチを大きく設計。高画質エンジン「HTC Ultra Pixel」との組み合わせにより、色鮮やかで暗部にも強い写真・動画撮影を可能にした。動画撮影においては、5軸光学式手ブレ補正や4K動画、本体に内蔵する4つのマイクで360度サウンドをキャプチャできる3Dオーディオ録音が楽しめる。

本体は前面と背面の両方にエッジを緩やかにカーブさせたガラスパネルを採用。側面フレームを含めてシームレスな一体感を高めたデザインとした。さらにバックパネルには光を受けて複雑な色合いを再現する「Liquid Surface Design」をコンセプトとする特殊コーティングを採用。高級感を持たせている。