15日、中国で第2子の出産が解禁されて以降、禁止されている代理出産が頻発している。資料写真。

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2017年5月15日、中国で第2子の出産が解禁されて以降、禁止されている代理出産が頻発している。香港紙・東方日報が伝えた。

中国当局によって禁止されているにもかかわらず、多額の報酬に誘惑された農村の女性が代理出産に手を出る現象が相次いでおり、「代理出産村」まで出現している。湖北省潜江市七里村もその1つで、村民によると「農業の収入はとても少ないから、お金を稼ぎたい若い女性はみんなやる」という。

村民の話では、代理出産の報酬は子ども1人につき15〜25万元(約240〜400万円)で、双子を生んだ場合はさらに高い報酬がもらえる。このため、何度も代理出産を引き受ける女性や、高齢出産のリスクを冒してまで妊娠出産する50歳近い女性もいるという。また、妊娠から安定期までを順調に過ごすために、黄体ホルモンを1日1本、75日連続注射するのだという。

度重なる妊娠は女性の体力を消耗させる以外にも多くのリスクがある。記事は「流産が続けば最終的に子宮切除に至る可能性があるほか、出産時に以前の出産でできた傷口が破れて命を落とした女性もいた」と伝えている。

七里村には、代理出産を引き受ける女性とともに、代理出産をあっせんして多額の仲介料を得る村民もいるという。(翻訳・編集/川尻)