街を歩いていたら、パトカーに遭遇した。パトカーは信号待ちの列に並んでいたが、突然天井にある赤いライトを回し始めた。違反車両を見つけて追跡態勢にでも入ったのかと思ったら、その脇の歩道で母親と手を繋いだ幼い男の子が嬉しそうにパトカーに手を振っていた。ライトを点けたのは、男の子へのサービスだったのだ。(イメージ写真提供:123RF) 

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 街を歩いていたら、パトカーに遭遇した。パトカーは信号待ちの列に並んでいたが、突然天井にある赤いライトを回し始めた。違反車両を見つけて追跡態勢にでも入ったのかと思ったら、その脇の歩道で母親と手を繋いだ幼い男の子が嬉しそうにパトカーに手を振っていた。ライトを点けたのは、男の子へのサービスだったのだ。

 中国メディア・今日頭条は16日、「どうして日本の警察には親切な印象を抱くのだろうか」とする記事を掲載した。記事は「ルールや現代的なサービスという点において、日本人は確かにとても優秀である。その優秀さは警察官からも見て取れるのである」とした。

 そして、少し前に中国のネット上で、日本の警察官が老婦人の前にひざまずいて何かを尋ねている写真が拡散したと紹介。日本では日常的に見られる光景であるとするとともに、その理由について「日本では他人を尊重することが基本的な道徳上の素養とされている。だから警察官も相手に対して跪く。相手と同じ視線を保つことで、高圧的な印象を避けるとともに相手へのリスペクトを示すためだ」と解説した。

 また、日本の警察官も凶悪犯に対しては世界各国の警察官同様厳しく接すると説明する一方で「犯人に対して最大限の説得を行い、簡単に銃殺したりしない。日本の警察は理由が不足した状況で拳銃を発射すれば、起訴される可能性があるのだ」と伝えた。そして「この点から見ても、日本の警察の優れた点は世界各国の警察が学ぶに値するものである」としている。

 厳しく冷淡で場合によっては高圧的な警察官がいいのか、市民に優しい物腰の柔らかい警察官がいいのかは、その国や地域の社会情勢や治安状況によっても変わってくることだろう。今の中国はちょうどその転機を迎えているかもしれない。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)