Google I/O 2015にて発表された「Google フォト」は2年間でユーザーに浸透し、2017年時点では毎月5億人もの人が使用、1日あたり12億もの写真やムービーがバックアップされています。このGoogle フォトが進化し、Google I/O 2017では、3つの新機能が発表されました。

500 million people using Google Photos, and three new ways to share

https://blog.google/products/photos/google-photos-500-million-new-sharing/

◆1:Suggested Sharing(共有の提案)

Suggested Sharingは機械学習を使用している機能で、ユーザーに写真のシェアを思い出させるだけでなく、自動的にシェアすべき写真や、シェアすべき人を選んでくれるもの。Suggested Sharingがどんなものなのかは以下のムービーから見ることが可能です。

Google Photos: Sharing made easier - YouTube

画面下部に「Assistant」「Photos」「Album」「Sharing」のタブがあり、Sharingタブで画像を閲覧しています。



特定の1枚の写真を開くと、写真に写っている「エリック」を認識し、そのほかのエリックが写った写真が表示されるとともに「写真をエリックと共有しますか?」と尋ねられます。



あとは「共有」というボタンを選べばOK。Googleフォトがシェアすべき写真やシェアすべき人を教えてくれるので、シェアのし忘れが起こらないわけです。



◆2:Shared Libraries(共有ライブラリ)

配偶者やパートナー、親友など、特に密な関係にある人とは、多くの写真を共有するもの。夫が撮影した子どもの写真について妻に「写真を送ろうか?」と聞く手間を省いて、自動的にシェアできるのが共有ライブラリです。共有ライブラリでは相手に対して完全なライブラリのアクセス権を与えられるほか、特定の人や特定の日付の写真のアクセス権だけを与えることも可能。「子どもの写真を妻と共有したい」と決めて共有ライブラリを作成したら、夫が撮影した子どもの写真だけが自動的に共有ライブラリに保存され、妻の端末から見ることができるようになるわけです。



◆3:Photo Books(フォトブック)

また、フォトブックを作ってくれる機能も実装されます。写真を1冊のフォトブックにするには、いろんな場所に保存した写真をかきあつめ、ウェブサービスなどにアップロードし、写真の配置を決め……など手間がかかるもの。Googleフォトの検索機能は人・場所・イベントなどを認識して自動的にソートしてくれるので、フォトブックに使いたい写真を選ぶのが容易とのこと。また、写真を選んだらGoogleフォト側が重複している写真やクオリティの低い写真を取り除き、フォトブックに最適な写真を見つけ出してくれるので、ユーザー側で行うのはわずかな微調整と注文作業のみとなっています。

なお、フォトブックはウェブサイト上でも使えるようになっていますが、記事作成時点ではアメリカのみのサービス。価格は20ページのソフトカバーアルバムが9.99ドル(約1100円)で、20ページのハードカバーアルバムが19.99ドル(約2200円)です。

Google Photos - All your photos organized and easy to find

https://www.google.com/photos/printing/



いずれの機能も今後数週間のうちに実装される予定となっており、Android・iOS端末で使用可能です。