多くの台湾メディアが16日、日本発の雑貨・喫茶店で台湾でも人気が高いアフタヌーンティ(Afternoon Tea)が台湾から撤退するとの情報を伝えた。聯合新聞網は、撤退の情報に驚いた現地のネットユーザーから「おいしいケーキが食べられなくなる」と不安の声が出ていると報じた。(イメージ写真提供:123RF) 

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 多くの台湾メディアが16日、日本発の雑貨・喫茶店で台湾でも人気が高いアフタヌーンティ(Afternoon Tea)が台湾から撤退するとの情報を伝えた。聯合新聞網は、撤退の情報に驚いた現地のネットユーザーから「おいしいケーキが食べられなくなる」と不安の声が出ていると報じた。

 台湾のアフタヌーンティは、台湾企業の統一が日本企業のサザビーリーグと契約を結んで運営を行っている。記事は、統一が先日契約を更新しないことを明らかにし、これにより同店舗が台湾から続々と撤退することになると伝えた。そして、ネットユーザーからは「超美味しいロールケーキが食べられなくなる」といった声が続出しており、「今からバナナとキウイのロールケーキを爆食いするぞ」といった冗談も飛び出したと紹介している。

 記事によれば、アフタヌーンティのイメージはやはりケーキやドリンクにあり、定期的にメニューが変わるなかで「永遠不変の定番」であるバナナとキウイのケーキ、モンブランなどが多くのファンに愛されてきたという。また、年間で少なくとも4回、多いと8回といった高頻度で変わるメニューや、季節限定の商品も魅力であったと紹介。「消費者の新鮮感を保つ努力がされてきたが、残念ながら市場競争にはかなわず、契約満了後にピリオドが打たれることになった」と伝えた。

 台湾メディアは、人気店では長い行列ができるほどの盛況ぶりを見せていた一方で、コストがかさんで利益が出ない状況だったと分析している。統一によれば、現在営業中の15店舗について入居している百貨店などと協議のうえ今後続々と閉店し、来年末までには全店舗閉店する見込みとのことだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)