北朝鮮のカレンダーに登場した高麗航空の客室乗務員たち

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北朝鮮の国営航空会社、高麗航空は今年3月28日、北朝鮮の平壌と中国遼寧省の丹東を結ぶチャーター便を就航させたが、わずか2ヶ月足らずで廃止となった。

高麗航空は、1ヶ月半以上閲覧できない状態だったウェブサイトを最近再開したが、時刻表は空欄となっており、チケット予約の行き先に丹東は含まれていない。

高麗航空北京事務所の関係者は韓国の聯合ニュースの取材に対し、平壌ー丹東線の運航は中断されているが、その理由はわからない、当分は運航の計画がないと答えた。

高麗航空は、国連安全保障理事会で対北朝鮮制裁2270号が採択されて以降、世界各国で乗り入れ拒否に遭う事態が相次いでいる。また米財務省の外国資産管理室(OFAC)は、大量破壊兵器の関連物資と、労働者の海外派遣の手段となっているとして、昨年12月に高麗航空を制裁対象としている。

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チャーター便の運航については、中国当局がいったんは許可を出したものの、制裁強化のために中断させたのではないかとの見方が一部で出ている。

聯合ニュースは先月にも同路線が運航を中断する見込みだと報じており、そのとおりになった。ただし、このときに取り沙汰された理由は乗客の少なさだった。