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 17日、東京ドームで行われた巨人対ヤクルト7回戦は、ヤクルトが7対0で勝利し前日の雪辱を果たした。ヤクルト先発の由規が7回を投げ巨人打線を2安打に抑え今季初勝利。巨人は大竹寛が打ち込まれ、5回までに10安打を浴び4失点で試合を作ることができず、また打線も振るわず先月27日の対広島戦以来となる今季2度目の完封負けを喫した。

■先発が崩れ、主砲が沈黙

 巨人先発・大竹はここまで4勝を挙げているものの、防御率は4点台と安定感を欠いており、この日も初回から失点、5回まで毎回となる10安打を打たれノックアウト。

 打線では4番の阿部が4打席で出塁は四球での一度のみ。前日の同カードでの2ランを含む4打点の活躍とは対照的に、対巨人、7年ぶりの勝利となったヤクルト・由規の子気味いいピッチングの前に無安打に終わった。また、同じクリーンアップを打つ3番坂本、5番マギーもそれぞれ、ほぼ試合が決した終盤に放った1安打のみ。典型的な負けパターンともいえる内容で、今月6日以来の連勝とはならず貯金も0に逆戻りとなった。

■中軸打者の復調を期待

 未だに勝率5割付近から抜け出せないジャイアンツ。大きな要因は打撃陣の不調であることは言うまでもない。主軸の坂本、阿部、マギーは成績を残しているものの、開幕から起用されてきた立岡、中井らは活躍が続かず、ここまでチーム打率も2割4分台と苦しんでいる。クリーンアップの前後を固めるプレイヤーの調子が戻らないことには得点は期待できず、波のある打線のままではチームの連勝にも繋がらない。昨年まで所属していた太田泰示が日本ハムで開花し始め、チームの起爆剤となっているのは皮肉な結果にも見える。若手の台頭の他、長野・村田らベテランの復調が待たれるところだ。

 この日、首位阪神が勝利したため、ゲーム差は4.5に広がった。今週、来週と6連戦が続き、月末には交流戦を迎える。夏場に向けて試合日程が詰まってくる中、打線が奮起し、投手陣を助けていかなければならない。そのためには今日、まずはヤクルトに勝ち越し、再び貯金を増やしていくことができるか。チームの踏ん張りどころは今、目の前のこの時なのかもしれない。