ちょっと待って! その「野菜ジュース」、健康のためになってる?

写真拡大

 現代の日本人の食事は野菜が不足していると言われています。そのために、野菜ジュースを飲んでいる人も多いのではないでしょうか。

 確かに野菜ジュースで、ビタミンや食物繊維を補うことはできます。でも、飲む前に見てほしいのが“成分表示”。そこに“炭水化物”と書かれていませんか。実はこれが糖質。一般的な野菜ジュースの糖質は、100mlあたり平均して7g含まれています。1本200mlだとすると14g。これがどれくらいの量だと思いますか。コーヒーに入れるスティックシュガーが1パック3gですから、4.6本分もの糖質が含まれているのです。

 また、ある清涼飲料水には、100mlあたり11.3gの砂糖が入っています。エネルギーは45kcalです。500mlを1本飲みきってしまうと砂糖56.5g、一般的な3gのスティックシュガーで約19本分、エネルギーは225kcalとなります。

 スティックシュガーで4.6本や19本分。そのまま食べろと言われると、とても無理な量ですよね。ジュースなら何の違和感もなく摂取できるのは、ほかの添加物の味にごまかされているからです。缶コーヒーも同様で、一般的な1缶の容量は185gで糖質も含まれています。少ないように感じますが、朝のオフィスに着いて1本、昼食を終えてもう1本、そして息抜きに1本と飲んでいると、確実に体脂肪を蓄積させていることになってしまうのです。

 夏にカワイイ水着を着たい、食事で糖質を減らしているのに効果が出ない……と思っているあなた、普段の飲み物から見直してみませんか。

(医療/フィットネスライター 松尾直俊)