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対応するAndroid端末で実現している「Google Assistant」統合が今夏に日本語でも利用できるようになる。Googleの開発者カンファレンス「Google I/O 2017」(5月17日〜19日)の一般基調講演で同社が発表した。Google Assistantに関しては他にも、iOSアプリ、キーボード入力対応、「Google Lens」といった発表が行われた。

Google Assistantは、自然言語解析や音声認識、翻訳、ビジュアル解析といった機会学習および人工知能 (AI)を利用した対話型のデジタルアシスタントだ。昨年のGoogle I/Oで発表され、Googleのスマートフォン「Pixel」シリーズとスマートスピーカー「Google Home」からAndroid 7.0 Nougat/ Android 6.0 Marshmallow搭載の対応スマートフォン、Android Wear 2.0デバイスやAndroid TVデバイス、スマートホーム機器などに対応デバイスが拡大している。

Google Assistantのサポート言語は英語から始まり、昨年12月にはメッセージングアプリ「Google Allo」で日本語でも利用できるようになったが、Androidに統合された日本語対応は実現していなかった。今夏から対応するAndroid携帯において、日本語、ポルトガル語(ブラジル)、フランス語、ドイツ語でGoogle Assistant統合のロールアウトを開始、さらに年内にイタリア語、韓国語、スペイン語に対応言語を拡大する。

2017年はGoogle Assistantの利用をあらゆるGoogleユーザーに広げる年になる。対応言語の拡大に加えて、iOS版の「The Google Assitant」アプリをリリース、iPhoneやiPadでもGoogle Assistantを利用できるようにした。動作要件はiOS 9.1以上。

自然に会話するようにやり取りできるのがGoogle Assistantの長所だが、音声であるため図書館など会話しにくい場所では利用できなかった。そこで17日から携帯電話でキーボードを使った入力のサポートを開始した。

さらに数カ月中にビジュアルによるやり取りも可能になる (Google Lens)。例えば、気になっていたミュージシャンのライブの告知ポスターを見つけた時に、スマートフォンのカメラを通じてポスターをGoogle Assistantに見せると、代表曲を聴かせてくれたり、チケット購入、予定の追加などを提案してくれる。

また、今年後半にはChromecastを接続したTV上でGoogle Assistantのアシスタント結果を得られるようになる。たとえば「今日の天気は?」とたずねて、TVの画面で天気予報を確認したり、「(YouTube TVの)DVRに何が録画されている?」というようなアシスタントを受けることが可能。

これまでGoogle Home向けに制限されていたサードパーティ向けのツールキット「Actions on Google」が、スマートフォン(Android、iOS)に拡大された。それによってGoogle HomeではできなかったサードパーティによるGoogle Assistant活用が可能になる。たとえば、スマートフォンのGoogle Assistantで対応するレストランチェーンのボットと会話しながらメニューを注文し、指紋認証で支払いまで完了できる。