日本を訪問した中国人観光客が、日本独自の焼き鳥文化を紹介している。普段は礼儀正しい日本人が、無礼講で騒ぐ姿に驚いたようだ。写真は作者提供。

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2017年5月14日、日本を訪問した中国人観光客が、日本独自の焼き鳥文化を紹介している。以下はその概要。

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江戸時代には日本人に肉食の習慣はなかった。肉を食べたければ山林で野鳥をつかまえて串焼きにして食べるぐらいだ。これが焼き鳥の起源であろう。明治維新後、明治天皇が食肉を推進したが、鳥肉は値段が高く庶民の手が届く存在ではなかった。手に入ったのは、不要な部位とされた内臓ぐらいだろうか。二次大戦後、養鶏技術の確立に伴い価格が下落。焼き鳥店の普及が始まった。

今や日本では焼き鳥は文化となっている。小さな焼き鳥店をのぞくと、なかにはサラリーマンがいっぱいだ。酔っぱらって顔は真っ赤、ネクタイも曲がっている。いつもの礼儀正しい日本人の姿はそこにはない。

皆とても楽しげで次から次にビールを追加注文している。いつもの厳粛な日本人とは真逆の、かわいらしさすら感じる姿だ。これこそ日本の焼き鳥文化なのだろう。(翻訳・編集/増田聡太郎)