公正取引委員会委員長に指名されたことを受け、青瓦台で会見を行う金教授=17日、ソウル(聯合ニュース)

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【ソウル聯合ニュース】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は17日、公正取引委員会委員長に金尚祚(キム・サンジョ)教授(54)を指名した。主な政府機関のトップとしては初めての人選となる。金氏はサムスングループなどの財閥のあり方に問題提起することで知られ、一部では「財閥の狙撃手」と呼ばれている。公正取引委員会委員長は長官級で国会人事聴聞会の対象で、任命されれば、財閥改革が加速するとみられる。

 趙顕玉(チョ・ヒョンオク)人事首席秘書官は記者会見で、「大企業と中小企業の新しい関係の確立など、経済改革の方向を決める適任者」と説明した。
 文大統領は主な公約として公取委の役割強化を掲げ、これにより格差を是正し「経済の民主化」を実現するとしていた。
 金教授は小額株主の権利保護などに取り組んでいる市民団体「経済改革連帯」の所長などを務め、2000年代初めから大企業の支配構造改革を訴えてきた。特に、サムスンのグループ企業間で株式を持ち合う「循環出資」などを強く批判した。
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