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説明書を読まなくても使い方がわかるのが、iPhoneの魅力であり強みです。しかし、知っているつもりでも正しく理解していないことがあるはず。このコーナーでは、そんな「いまさら聞けないiPhoneのなぜ」をわかりやすく解説します。今回は、『iPhoneに「Jアラート」は届くの?』という質問に答えます。

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全国瞬時警報システム(通称:Jアラート)は、大規模自然災害やミサイル攻撃などの緊急情報を「国(政府)から住民へ直接・瞬時に伝える」目的で整備されました。2007年の運用開始当初は、通信衛星や市町村防災行政無線の利用を中心としていましたが、現在では携帯電話回線網の活用も進められています。

政府からJアラートに情報伝達があった場合は、市町村防災行政無線が自動起動され屋外スピーカーなどから警報が流れるほか、携帯電話網にエリアメール/緊急速報メールが配信されます。近ごろ危惧されている近隣国の弾道ミサイルについては、2012年12月12日に「ミサイル通過情報」、2016年2月7日に「ミサイル発射情報」を配信した実例があります。

iPhoneを扱ういわゆる3大キャリアは2014年4月以降Jアラートをサポートしており、NTTドコモが「緊急速報『エリアメール』」、au/KDDIとソフトバンクが「緊急速報メール」と呼び名は異なるものの、内閣官房/気象庁が通信キャリアを通じてエンドユーザへ直接送信するシステム(ETWS、Earthquake and Tsunami Warning System)を利用します。通信料/情報料は必要なく、センターでメッセージを預からない仕様により所在地次第では受信できない可能性がある点も同じです。

Jアラートは「緊急速報『エリアメール』」または「緊急速報メール」に対応した端末であれば受信できますから、iPhoneにも届きます。iOS 6以降は初期設定で機能が有効化されていますが、『設定』→「通知」の順に画面を開き、いちばん下にある「緊急速報」スイッチがオン(緑色)になっていることを確認しましょう。

なお、4G回線に対応したiPhoneであれば通話中/データ通信中でも受信できますが、圏外/機内モードのときや海外にいるときには受信できません。SIMフリーモデルやMVNOのSIM(いわゆる格安SIM)を利用している場合、SIMの回線貸出元のキャリア経由で届くと推定されるものの、すべてのユースケースで受信の検証が行われているわけではありません。不安な場合は、『Yahoo! 防災速報』などJアラートをサポートするサードパーティー製アプリをインストールしておくといいでしょう。