シャネルの新アイテム“ブーメラン”が物議

写真拡大

シャネルの2017春夏プレコレクションで登場した“ブーメラン”が物議を醸している。

テニスボールやラケットと一緒に、スポーツのグッズとして登場したシャネルのブーメラン。材質は木とレジンでできており、15万4440円とさすがの値段だ。SNSなどでも早速入手した人たちの写真が投稿されている。

しかし、面白おかしく話題になる一方で、オーストラリアの先住民の文化を不当に扱っているという批判も多く寄せられることに。

多くのメディアで、文化や伝統の技術を馬鹿げた値段で販売することは敬意に欠けており、シャネルは販売を取りやめて、適切な補償をすべきという論調が呈された。シャネル側はこのブーメランが世界の他の地域のものからインスピレーションを受けたものであると述べ、「全ての文化を尊重し、傷ついたかもしれない人たちへ遺憾の意を表します」と伝えたという。

ネットでは「とにかく高すぎるのは同意だ」「文化を尊重するべきではあると思うけれど…」「シャネルだけがブーメランを売っているわけでもないだろうに」「よし、テニスはイギリス発祥だからシャネルからお金を巻き上げよう」「オーストラリアでブーメラン買ったけれど中国製だったな」といった様々な意見があるようだ。