16日、環球時報によると、中国外交部の華春瑩報道官は韓国の文在寅大統領の特使が18日から20日にかけて中国を訪問すると発表した。写真は華報道官。

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2017年5月16日、環球時報によると、中国外交部の華春瑩(ホア・チュンイン)報道官は韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領の特使が18日から20日にかけて中国を訪問すると発表した。

同日の定例記者会見で述べたもので、特使に任命されたのは盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権で首相を務めた国会議員の李海チャン(イ・ヘチャン)氏。特使の訪中に対する期待を問われた華報道官は「文大統領が就任後すぐに李氏を特使として中国に派遣し交流を図ることは中韓関係を重視している姿勢の表れ」と評価した上で、中韓関係の発展にとって今は重要な時期であるとの考えを表明、「今回の特使派遣によって政治的信頼を高め、意見の食い違いが適切に処理されることを希望する」と述べた。

同紙は17日付の記事で特使派遣に関する韓国側の報道を伝えており、「李氏は滞在期間中に中国上層部と会談し、高高度防衛ミサイル(THAAD)配備によって冷え込んだ両国関係の改善に向けた突破口を探すとみられる」と報じられたと説明。また、中国北京で14、15の両日に開かれた「一帯一路国際協力サミット」への代表団に続く特使の送り込みに「韓国世論も期待している」とし、「文政権発足で両国政府の交流は広がり、韓中関係回復の雰囲気がはっきりと感じられる。李氏の訪中は両国関係の重要な転換点になると見込まれる」との指摘があったことを紹介する一方、「THAADや北朝鮮の核兵器をめぐる問題は周辺国の利益と絡み合っているため解決策を見つけることは難しく、特使団のプレッシャーは大きい」との分析があることも伝えた。(翻訳・編集/野谷)