坂本勇人(画像は巨人公式サイトから)

写真拡大

巨人の3番・坂本勇人内野手(28)が安打を量産し、セ・リーグ首位打者を独走中だ。このペースで打ち続ければシーズン200安打も夢ではない。

進化を遂げた坂本には昨季から「1足分」変化した点があるという。2017年5月16日の「報道ステーション」(テレビ朝日系)が本人を直撃している。

右安打の比率が19%から35%へ

坂本は今季5月16日までの36試合を終えて138打数50安打で打率.362。打率2位のDeNA・ロペスの.333を大きく引き離している。坂本は長打率も.565でリーグ2位と、巨人の打線の柱だ。

昨季は.344で遊撃手としてセ・リーグ史上初の首位打者を獲得した坂本。その地位に甘んじず進化を続けており、今季は右方向への安打比率が大きく増した。

全安打の方向を左・中・右の3エリアに分けた時のそれぞれの比率を見ると、2014〜2016年の3年間は左50%・中31%・右19%に対し、今季は左29%・中36%・右35%と、右が約倍増。それだけ右への安打数が増えているのだ。

「『ステップ幅』を昨季より少し狭くした」。坂本は番組でそう変化を明かす。「ステップ幅」とはバッティングで踏み込んだ時の両足の幅のこと。右打ちの坂本は、踏み出す左足の位置をわずかに右足に近くしている。「本当に1足分くらいだと思う」と言う通り、傍目には小さな変化だが本人の感覚は大きく異なる。

「今まではステップ幅が広い方だったので、右方向に力が伝わりづらかった。それが狭くなった分、(軸足の)右足で回転して打球を右にも飛ばせている」

16日のヤクルト戦では試合中にも微調整していた。8回ウラの第4打席では、凡退していたそれまでの3打席よりも約1/2足分、ステップ幅を狭くした。その修正が右安打を生んだ。番組解説の稲葉篤紀氏は「進化が改めてわかる打席だったかなと思う」と賛辞を贈っていた。