15日、マレーシア英字紙ザ・スターは、「中国の大学卒業者は顔面偏差値を競って高めている」と題する記事を掲載した。資料写真。

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2017年5月15日、マレーシア英字紙ザ・スターは、「中国の大学卒業者は顔面偏差値を競って高めている」と題する記事を掲載した。最近の中国の大卒者にとって、学歴証明書は入社試験や職場での昇進でさほど幅を利かせるものではなくなった。学生たちの多くが「将来の成功は見た目によるところが大きい」と信じており、ここ数年は「整形した後に就職」「見た目で食っていく」や「外見は正義」などの言葉が流行しているという。

学生たちが学校の長期休暇を利用して「外見を変える」のは中国の新しいトレンドだ。だが、美しい外見を求めて整形手術をする人々の平均年齢が低くなりつつあることを心配する声もある。中国整形美容協会の汪永安副会長は「中国には整形手術をした人が800万人余りおり、学生はその約半分を占めている」と指摘。30歳以下の人の割合は80%に上り、一人当たりの費用は5000元(約8万3000円)から1万元(約16万5000円)という。

今年の中国国内の大学卒業生は史上最高の765万人に達し、海外帰国者の30万人を加えると、およそ800万人の高学歴者が就職活動を行う見込み。経済低迷により就職市場が縮小する中、入社試験での競争は一層激しくなっている。整形手術をしたばかりのある学生は「きれいな顔立ちは面接試験に有利」との考えを示し、「同じ条件の応募者ならば、顔面偏差値が高い方が採用されやすいはずだ」と話した。

美しさの定義は時と共に移り変わっていくもので、最近の流行は「若々しい自然美」だ。このため、小さな部分をいじる「プチ整形」がはやっている。だが、医師たちは特に青少年に対して「整形手術の前に手術のリスクを注意深く考えなければならない」と指摘。また、「整形手術に頼らなくても化粧技術を上げることでより美しくなれる」ともしている。(提供/環球網・編集/インナ、黄テイ)