まだ鉄道や自動車がなかった時代の日本人は、東京・日本橋から京都までを徒歩で13ー15日間もかけて旅したという。日本橋から京都三条大橋までの距離は約492kmあるが、もし15日間で歩くなら1日平均で約33kmも歩く計算になる。(イメージ写真提供:123RF)

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 まだ鉄道や自動車がなかった時代の日本人は、東京・日本橋から京都までを徒歩で13-15日間もかけて旅したという。日本橋から京都三条大橋までの距離は約492kmあるが、もし15日間で歩くなら1日平均で約33kmも歩く計算になる。

 現代の日本では新幹線で数時間もあれば東京から京都まで移動することができるようになったことを考えれば、新幹線という交通手段は我々に非常に大きな利便性を提供していることが分かる。

 中国メディアの今日頭条は12日付で、日本で新幹線を利用して旅をしたという中国女性の見解として、「中国に帰りたくなくなるくらい、楽しかった」と伝える記事を掲載した。

 記事は日本各地には様々な美しい風景が存在しているとしたが、新幹線の存在は旅行客に「短い時間で日本をくまなく観賞できる」という便益をもたらしていると指摘。これが中国人女性旅行客に「中国に帰りたくなくなるくらい、楽しい」という体験を与える要因となったと論じた。

 中国には新幹線のライバルとも言える中国高速鉄道が存在するが、それでも新幹線の旅が素晴らしい思い出となったのは「新幹線の快適さ」や「美味しい駅弁」の存在があったようだ。

 記事は中国人旅行客の「女性」に焦点を当てているが、新幹線と中国高速鉄道の「快適さ」の違いは、特に女性にとっては大きな違いと言えるだろう。中国高速鉄道では、座席ポケットには前の乗客のゴミが残されている場合があったり、トイレが詰まっていたり、また車両の床は「微妙な粘性」があるという指摘が存在する。おそらくは清掃が不十分なのだろう。

 だが、新幹線の車内は「いつでも清潔」であり、この中国人女性は「おかげで気持ち良く旅ができた」としている。この清潔さや快適さも新幹線が中国人女性旅行客に好かれた理由の1つだと言えるだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)