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NXP Semiconductors N.V.は、オムニチャネル・リテール・データ向けに、優れた電力効率を誇る汎用RAIN RFIDチップ「UCODE 8 RAIN RFIDチップ・プラットフォーム」を発表した。

新UCODE 8はクラス最高レベルの読み取り感度により、すべてのカテゴリーの小売商品に対し高い在庫管理精度を実現する汎用RAIN RFIDチップ。超低消費電力チップにより、在庫管理の所要時間を削減できるのに加え、競合製品と比較して消費電力を20パーセント低減できるという。

また、同チップの自動調整機能が、さまざまなカテゴリーの商品やグローバル展開においても均一な高性能読み取り率を実現し、地域固有のアンテナ設計の必要性を軽減しコストを低減できるという。

さらに、ユニークなブランド識別子機能が製品真贋を可能にし、偽造品識別をサポートしグレーマーケット対策にも有効だとしている。

このほか、2軸グルー・スペーサーと大面積の金接点パッドの採用により、アンテナ実装時の機械的ストレスによる不良発生率の低減が可能になり、性能低下を防ぐという。

なお、同社のRFIDソリューション・ディレクター・セグメント・マネージャーのRalf Kodritschは「小売業界では、すべてのチャネルで常に最適な商品を入手できるようにし、オムニチャネル戦略をサポートし、消費者のショッピング体験を向上するために、在庫の可視性の最適化とプロセス効率向上へのニーズが高まっています」と述べ、さらに「小売市場では製造、流通から店内在庫管理、最終的なお客様への販売に至るまでの全小売プロセスで正確性、速度、ブランド・プロテクションが非常に重要です。UCODE 8は極めて優れた性能を提供し、こうしたダイナミックなニーズに適切に対応します」と語っている。

(早川厚志)