新鮮なフルーツをたっぷり買ったはいいものの、いちごはすぐに腐ってしまうし、バナナを食べる頻度を見誤って黒くなったりして、おいしく食べられる時期はすぐに去ってしまう。でも、すぐにゴミ箱に捨てないで! 実は、そんなギリギリのフルーツの、救済方法があるのだ。心当たりのある人は、今すぐチェックして。

「熟しすぎて変色したフルーツは、見た目が悪くても食べでも問題はない」と、『ジュース・アンド・スムージー・レシピ・ザッツ・ヒール』の著者であるボブ・ハンナムさんは言う。「もしフルーツの見苦しい変色を無視する方法を見つけられたら、食べ物の大量廃棄の増加問題を変えることができるのに……」とも。
 
フードジャーナリストで33冊もの料理本を出すリンダ・ラーセンさんは、熟しすぎたフルーツにも栄養価があると言う。「まず初めに、カビがあるかどうかチェックして。毒を生み出すかびは、おなか中に広がり、病気になってしまうから」と、ラーセンさん。もしカビがなければ、今にも死にかけてるフルーツたちを、これからあげる簡単な活用方法で助けてあげて。

バナナ
「バナナは室温だと2日以上はもたないし、りんごの近くに置いておくとさらにもたないのよ」と、話すのは「ブリッジポート大学人間栄養研究所」の非常勤講師を務め、また『スーパーフーズ・フォー・ダミーズ』と『クリニカル・アナトミー・フォー・ダミーズ』の共著者であるシェリーン・リーマンさん。ではバナナが黒くなったらどうしたらいいの?
 
<スムージー>
ハンナムさんによると、熟しすぎたバナナの濃縮した風味はスムージーには理想的なのだそう。さらに、傷んだフルーツをミキサーに入れることで、黒くなったバナナを食べるという見た目の問題も解決。さっそく、ハンナムさんのグルテンフリー&デイリーフリーのバナナスムージーをご紹介。レシピは、すべての食材をブレンドするだけ!
・熟しすぎたバナナ 1本
・ビーツ 1/2個
・ココナッツミルク 約570ml
・デイリーフリーのプロテインパウダー 約57ml
・シナモンとナツメグ 少々
・バニラエッセンス 大さじ1杯分
・氷 1個
 
<バナナブレッド>
ちゃちゃっと作れるバナナブレッドは、傷みかけたバナナの救世主的レシピ。料理人で『ザ・マム・ワンハンドレッド・クックブック』と『ダイナー・ソルブド!』の著者であるケイティ・ワークマンさんは言う。
「熟しすぎたバナナは、このバナナブレッドになることを夢見てるはず。私は自分が食べる量よりも多くのバナナをわざと買うのよ。なぜなら熟しすぎたバナナがあれば強制的にバナナブレッドを作ることになって、私も家族もおいしく食べられて気分がハッピーになるから! ご近所さんも、喜んで我が家に迷い込んでくると思うわ」
>バナナブレッドのレシピはこちら
 
<アイスクリーム>
バナナが旬を過ぎたら、皮をむいて2.5cmくらいの大きさにカットし、冷凍庫で保存して(最初はクッキングシートの上に置き、しばらくしたら保存容器に入れる)、とリーマンさんはアドバイス。冷凍バナナにアーモンドミルク285mlとアーモンドバター大さじ2杯分を合わせ、ミキサーかフードプロセッサーで滑らかになるまで撹拌する。そのまま、ソフトクリームとして食べてもいいし、保存容器に入れてまた凍らせれば、ごほうびアイスクリームが完成!
 
<フェイスマスク>
傷んだバナナは、100%天然の美容マスクに変身! バナナに含まれる水分、カリウム、ビタミンE、そしてビタミンCは、肌に潤いを与え、落ち着かせてくれるそう。さらに、ドラッグストアで美容マスクを買うよりもグンと安いのもうれしい。バナナ1/2本とオレンジジュース&はちみつ各大さじ1を混ぜ合わせたものを、肌にのせて15分ほどキープし、ぬるま湯で流した後に保湿すればOK。肌をなめらかに明るくみせてくれるはずだ。
  
<家庭用植物のお手入れ>
バナナの皮の内側を、埃のかぶった植物の葉にこすりつけて。葉を傷つけず、やさしくゴミを取り除いてくれる。
 
<靴磨きや銀製品磨き>

バナナの皮をむいて、皮の内側に残る糸状の筋をすべて取り除く。バナナの皮の内側を、レザー製品や銀製品に擦り付けてみよう。仕上げに、柔らかい布やペーパータオルで磨けば、輝きが元に戻るそう!

いちご
「キッチンのなかで、いちごは最も危なっかしい果物のひとつ」と、言うのは食事プランサービス「スーパー・ヘルシー・キッズ」のオーナーであるエイミー・ロスケリーさん。「買ったときには完璧に見えたいちごも、次の日には傷んで腐ってしまうから」
 
<アイスキャンディー>
「傷んだいちごを捨てる前に、おやつに作り変えてみない?」と、ロスケリーさん。ヨーグルトとはちみつなどを合わせれば、簡単なアイスキャンディーも作れる。
 
<フローズンドリンク>
ヘルシーなフローズンドリンクにもアレンジ可能。熟したいちごを、砂糖、レモン汁、塩それぞれ少々と一緒になめらかになるまでミキサーにかける。そして最後に、バジルを少々足して再度ミキサーにかけ、ふたのついた浅い容器に流し入れ、固まるまで冷蔵庫で凍らせるだけ。飲みたいときにフォークでかき出すように器に入れ、滑らかなに溶けてきたころが飲みごろ。
 
<ジャム>
ジャムにするのも良い方法。市販のジャムは砂糖がたっぷり入っているので、手作りだとかなりヘルシーに仕上がるはず。甘みは、白砂糖ではなくはちみつで加えるのが秘訣。

アボカド
 
<アイスクリーム>
大人にも子供にもおすすめしたい、アボカドで作ったアイスクリームは、栄養満点。というのも、アボカドはナトリウムフリーでコレステロールフリー、さらに低カロリーでビタミンとミネラルも含まれるから。アボカドとピスタチオのアイスクリームにすれば、完璧なギルトフリーのご褒美スイーツになる。
 
<パスタソース>
熟し過ぎたアボカドとにんにくとレモン汁をミキサーでペースト状にしたソースに、茹でたてパスタる。カットしたトマト、風味づけにチーズを少々加えてもいい。
 
<ヘア・トリートメント>
ドライヘアで悩んでる? それならホームメイドのヘア・トリートメント剤を熟し過ぎたアボカドで作ってみよう。アボカド2個、卵の黄身1個分、はちみつ1カップ、オリーブオイル大さじ2を混ぜ合わせ、髪の毛になじませる。1〜2時間ほどすると、乾いて固くなってくるので、通常通りのシャンプー&リンスで仕上げる。驚くほどのツヤとコシを感じるはずだ。

レモン
 
<フレーバー氷>
レモンが黒くなってドロドロになってしまう前に、果汁を氷トレーに絞り入れてみて。ドリンクの風味付けに使える、フレーバー氷として活用しよう。おしゃれに見せるために、ミントの葉やいちごのスライス、キウイなども一緒に入れて凍らせてみても素敵。
 
<ゴミ箱のスッキリに>
キッチンの匂いが気になるときにも大活躍! とくにゴミ箱のいやな臭い。レモンを小さくカットして、ゴミ箱に放り込むだけで、悪臭を除去してくれる。
 
<ポプリ>
レモンの皮をポプリに加えたら、部屋の雰囲気がさわやかにチェンジ。シナモンやクローブ、ナツメグといったスパイスと乾燥した自然材料(季節の花や松ぼっくりなど)を、レモンの皮と一緒にボウルに入れて混ぜる。より香りを強くしたければ、オレンジやレモンなどのエッセンシャルオイルをふりかけてもOK。

original text: The Good Housekeeping Web team translation: Midori Oiwa photo : Getty Images

>>『delish』のオリジナル記事はこちら
 
※この記事は、海外のサイトで掲載されたものの翻訳版です。データや研究結果はすべてオリジナル記事によるものです。