グローバル化の進む今、留学やワーキングホリデーに挑戦してみたいと思っている人や、旅行で訪れた国が大好きになって、いつか海外移住したいと願っている人は少なくないはず。そんな憧れの海外生活だけど、一歩踏み出そうとするとは立ちはだかるのが"現実"の壁。準備も大変そうだし…と、と尻込みしてしまって月日は流れていくばかり…。

そこで今回コスモポリタンでは、実際に海外で移住生活を送っている人たちのリアルな事情を調査。語学力や費用はどの程度あったら良いの? ビザを取るときの準備は? 一番ツラかったことは? など気になる8つのポイントをお届け!

1. 日本と移住先の暮らしで一番違う点は?

「電車、 バスの遅延、キャンセルが当たり前」(T.M./イギリス10年)

「上下関係がない。 自己主張してなんぼ」(LUCKYGIRL/中東1年半)

「医療制度」(Y.Y./アメリカ、ニュージーランド7年)

「(病気などの時に)最初はGP(General Practitioner)と呼ばれる一般医にかかり、軽症状はGPの治療で済むけど、より高度な治療が必要だと判断されると専門医へ紹介状が出されることに。専門医の初診療は、紹介状が出てから2カ月待ちもザラ」(にゃんと/オーストラリア4年)

医療制度が違い過ぎて困った! というコメントが多め。移住先の医療制度を事前によく調べておいたほうが良さそう。

2. 移住にかかった費用と内訳は?

「飛行機 約15万円、携帯電話 約1万円、家具 約3万円、シェアハウス 約2万円」(Emily・カナダ1年)

「エアチケット 10万円、荷物の船便 20万円」(R・イギリス/マレーシア10年)

「専門学校の授業料、教材費 約100万円、ビザ取得のためのエージェント 50万円」(グラスホッパー・カナダ3年)

「最初の生活費 10万円」(LUCKYGIRL/中東1年半)

生活費や家賃、航空券の合計で20〜35万円くらいという意見が最多。「思いの外寒く、ブーツやコートなどが急遽必要になって衣服代に10万かかってしまった」(T.M./イギリス10年)という人も。

3. 移住前の語学力はどれくらい必要?

「高校卒業レベルなら十分なんとかなると思う。特にメルボルンだとワーホリで来ている日本人コミュニティがあって、そういうネットワークに参加すれば助けてもらえる」(にゃんと/オーストラリア4年)

「観光旅行程度の語学力で移住。買い物などではたいして困らないけど、銀行や携帯電話の契約時に困ることも…」(Emily/カナダ1年)

観光旅行や高校卒業レベルでも何とかなる! という心強いコメントもある中、日常会話がすんなりできるレベルが安心みたい。

4. ビザ取得の際に気を付けておくべきことは?

「パートナーシップビザで入国。1年以上彼と生活を共にした証明しなければいけなかったので、色々な物を前もって保管していた」(Y.Y./アメリカ、ニュージーランド7年)

「頻繁に移民の法律が変わってしまうので常にチェックが必要だった」(グラスホッパー/カナダ3年)

時間に余裕をもって、最新情報や必要書類をきっちりチェックしておくことが大切とのこと!

5. タブー視されている言動や話題はある?

「イスラム国家なので豚について」(R・イギリス/マレーシア10年)

「ラマダン中の日没前の飲食。家の中では可能」(LUCKYGIRL/中東1年半)

「人種差別や男女差別について」(Y.Y.・アメリカ/ニュージーランド7年)

移住した国が特定の宗教を信仰していたり、多民族が暮らしたりしていると、宗教の話題にはかなり気を付けているみたい。「オープンな気持ちで、色々学び合いたい、知らないこともいっぱいあるけど教えてほしいという姿勢が大事」(にゃんと/オーストラリア4年)というアドバイスも。

6. 移住後、一番ツラかった経験は?

「言葉が分からず仲間の話題について行けなかった頃」(R/イギリス、マレーシア10年)

「孤独感」(にゃんと/オーストラリア4年)

「家族が病気になった事があってすぐに病院にいけなかったこと」(Y.Y./アメリカ、ニュージーランド7年)

「家族、友達の大事な場面にいられないこと」(グラスホッパー/カナダ3年)

語学の壁や、独りぼっちという寂しさのほか、家族や友達の肝心なときに立ち会えないかも、という悲しい現実が浮き彫りに。離れて暮らしているから仕方ないとはいえ、これは覚悟しておいたほうが良さそう。

7. ホームシックになったことはある? その対処法は?

「ロンドンに着いたその日になって、次の朝電話ボックスに駆け込み大泣きしながら母に連絡。ホームシックな時はとりあえず家族や友達と延々話す」(Fragatta/ロンドン18年)

「帰国のたびホームシックに。そうなったら、いつも以上に働き、バンクーバーの友達と毎日のように出かける」(グラスホッパー/カナダ3年)

ホームシックになったと答えたのは11人中8人! やはり家族や友人が恋しくなるようで、とにかく連絡をとってしゃべり倒したり、買い物で気分を紛らわしたりするとのこと。でもデジタルコミュニケーションが進化しているこの時代、SkypeやFace Time、LINEですぐに連絡が取れるのが救いかも。

8.移住後、一番幸せを感じた経験は?

「毎日の新しい発見や小さな出来事全てが幸せ」(R/イギリス、マレーシア10年)

「歴史的建造物や美術品があふれていること」(T.M./イギリス10年)

「みんな小さい子どもに優しいこと。親としてありがたい」(M.T./香港6年)

「息子を出産したこと。ニュージーランドの人は本当におおらかで、医者と看護師のサポートも手厚く、妊娠中から出産までストレスフリーだった」(Y.Y./アメリカ、ニュージーランド7年)

それぞれ暮らしたかった国での生活を満喫しているようで、子育てがしやすくて幸せという人も。

日本に比べて大変なことや不便なことがあるけれど、国境を越えた友達ができたり、オープンマインドの職場で思いっきり仕事に打ち込んだりと、それ以上に移住生活をエンジョイしている印象。この記事を読んで何かを感じた人は、人生を大きく変えるかもしれない"海外移住"にチャレンジしてみては!