アーサー王伝説ゆかりの
英ウェールズでロケ敢行! (C) 2017 WARNER BROS. ENT. INC.,
VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED AND
RATPAC-DUNE ENT. LLC

写真拡大

 ガイ・リッチー監督の最新作「キング・アーサー」は、ヨーロッパを中心に世界中で何世紀も語り継がれてきたアーサー王伝説が題材。アーサー王といえば、聖剣エクスカリバーや円卓の騎士などが有名ですが、実は知っているようで知らないことだらけ。ググればいいんだけど、せっかくなら本場に行っとく? というわけで映画.com、イギリスまでひとっ飛びしてきました。そんな突撃取材の旅の模様を全5回にわたりお届け。今回は、北ウェールズでのロケ地巡りのレポートです!

 映画は、王の息子でありながら、ロンドンのスラム街でたくましく育ったアーサーが、不思議な力を持つ聖剣エクスカリバーを手に入れたことから、王座への道を駆け上がっていく下剋上エンターテインメント。「パシフィック・リム」のチャーリー・ハナムが主人公アーサー、ジュード・ロウが非道な暴君ヴォーティガンを演じました。

■冒険心ウズウズ…タイムスリップしたかのような大自然

 メインのロケ地となったのは、北ウェールズ。なかでも、ウェールズとイングランドにおける最高峰スノードンを中心とした山岳地帯が選ばれました。なぜならば、「ドラマティックで、現代らしさをみじんも感じさせない田園風景」だったから(ロケーション・マネージャー談)。しかも、アーサー王にまつわる数々のエピソードが根付いたこの地域、ちょっと車を走らせれば山あり谷あり湖あり。とても表情豊かなんです。本当にアーサー王の時代へタイムスリップしたみたいな景色に、早くも冒険心がウズウズ……。

■キャメロット城からの絶景

 冒険の気配にワクワクが高まるなか、キャメロット城からの眺望が撮影された「ナント・グウィナント・パス」の高台へ。山々に囲まれたグウィナント湖が雲のあいまから差し込む光に輝き、はるか彼方には悠然とそびえるスノードン。荘厳で神秘的な美しさはひれ伏したくなるほどです。映画のアーサー王が目にした絶景を見られるなんて、もう感激!

■アーサーたちがダイブした断崖絶壁

 次にご紹介するのは、「ビビアン・クオリー」と呼ばれる元採石場。崖の高さはなんと100メートル! ここでは、ヴォーティガンに処刑されそうになったアーサーが間一髪で逃げのび、川へと大ジャンプするスリリングな場面が撮影されました。大ピンチとはいえ、こんな断崖絶壁から飛び降りるアーサーと仲間たちは文句なしの強心臓!

■キャンプで武勇伝が誕生!

 キャスト&スタッフは、どうやら撮影中にウェールズの大自然を満喫した様子。なんでもリッチー監督が快適なログキャビンのトレーラーを持っていて、ハナムたちは最高のキャンプ生活を送ったらしいんです。「朝の6時に氷のように冷たい湖に飛び込む人もいてさ。みんなで“死のダイブ”って呼んでたんだよ」。そんな武勇伝をもつ猛者たちの熱気は、スクリーンからもガンガン感じられますよ。

 ウェールズは伝説発祥の地なだけあって、映画の世界観との相性もバツグン。ちなみに、スコットランドの西海岸やスカイ島でもロケを行ったみたい。雄大で圧倒的な自然の風景が、ハリウッドならではの壮大なスケールにひと役買っているんだな。そう実感した、今回のロケ地巡りでした。次回は、ジュード・ロウ演じるヴォーティガン王のお話です。お楽しみに!

 「キング・アーサー」は、6月17日から全国公開。