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 車のスピードは「ついつい」出てしまうもの。速度を抑えた安全運転を心がけてもらうために、「スピード」をプレゼントするユニークなキャンペーンをご紹介します。海外の広告・宣伝・プロモーション事例情報を提供している「AdGang」からの厳選記事を紹介するこの連載は、毎週水曜日更新です。

●キャンペーン概要

 時期:2017年
 国名:ペルー
 企業/ブランド:Movistar
 業種:携帯電話キャリア

■20万kmの安全運転に貢献した「制限速度を守りたくなる」アプリ

 スピードの出し過ぎが原因で、高速道路での死亡事故件数が昨年17%も増加したペルーのリマ地区。この状況を憂慮した携帯キャリア・Movistarが、ドライバーによる“スピードの出し過ぎ防止”を目的としたユニークなキャンペーンを実施しました。

 キャンペーン名は『Leave speed to the internet(インターネットのために、スピードを取っておきましょう)』。高速道路で制限速度を守って走行すると、その“ご褒美”として「インターネット通信量をプレゼントしてもらえる」というドライバーにとって嬉しい企画です。

 走行スピードを計測するために、同社は『スピードコントロール』という名前のアプリを開発。使い方は簡単で、アプリを開いて目的地を設定するだけです。

 あとは高速道路のエントランスバーをくぐると、アプリが自動的にGPS機能を使って走行スピードの計測を開始。

 制限速度を超えずに目的地にたどり着くと、1GBの通信量をプレゼントされるという仕組みです。

 またアプリには同乗者がドライバーに対してスピードダウンするように注意できる機能も付いています。

 この画期的なアプリは数多くのメディアに取り上げられ、合計で1,020万インプレッションもの露出を獲得。数千人ものドライバーが『スピードコントロール』を利用し、98%の人々がポジティブなフィードバックをしているといいます。

合計20万キロメートルのドライブに安全をもたらした本キャンペーン。交通安全という社会貢献の役割を果たしながら、国内最速のインターネット通信という自社の強みをアピールした携帯キャリアのデジタル施策でした。

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 記事転載元:AdGang

山田 健介(株式会社PR TIMES)[著]