アロンソ、マクラーレンの苦境をホンダの責任に
F1スペインGPが開催中の14日金曜日、フェルナンド・アロンソは不調のマクラーレン・チームでドライブするよりも多くの時間をテニスコートで過ごした。この日もF1で失望を味わい、アロンソのインディ500参戦に向ける思いがより強くなったように思われる。スペインGPのフリー走行中、彼のマシンに搭載されたホンダ製エンジンがブローして煙とオイルにまみれ、クレーンに吊される様子を、アロンソのホーム・サーキットを訪れた地元のファンは、落ち着いて見ていられなかった。

その2週間前のロシアGPでは、スタート前のフォーメーション・ラップでエンジン不良のためリタイア。アロンソは言葉を慎重に選んでコメントした後、バルセロナへ移動し、インスタグラムにテニスをしている写真を投稿した。

2回目のフリー走行のために戻ったアロンソは「エンジンの状態があまり良くなかった。ピットレーンから出るとエンジンに穴が開いていてオイルが流れ出ていた。400メートル走ってからエンジンブローした」と報道陣に語った。

タイムシート上ではアロンソが最後尾で、交換したエンジンはさらに遅かったと報告されている。「身体を温めて用意しておくため」という皮肉めいたコメントと共に投稿されたテニスの写真がホンダに対する嫌みに感じられたかもしれないが、そのような意図はなかったという。

「ここ数週間は、飛行機での移動が多く、時間があまりない」というアロンソは、5月28日のインディ500に参戦する準備のため、日曜日の夜にバルセロナからインディアナポリスへ移動した。

「2時間の空き時間があると分かったとき、ソファーに座ってテレビを見る代わりにトレーニングに行った。まだフィットネスと準備に100パーセント捧げている」

「サーキットを出てテニスをしに行くのはユーモアではなくトレーニングの一環だ。楽しむためにサーキットから逃げ出したと、みんな誤解している」

マクラーレンはF1の優勝回数において史上2番目に成功しているチームだが、今シーズンに行われた4回のレースでは未だにポイントを獲得しておらず、ランキング最下位だ。信頼性の低さとお粗末なパフォーマンスを露呈した2シーズンは、F1でのホンダの評判に泥を塗ることになった。

アロンソは今シーズンで契約が解除となり、自身の未来の行方は、誰が勝てるマシンを提供できるかに掛かっているとコメントしている。

「僕の評価が下がったわけではない。失われたのは彼ら(ホンダ)の評価だ。彼らの金であり、イメージだ」アロンソは言う。「僕はできる限り速く走ろうとしているが、それ以上の彼らの問題が大きい」

By Reuters

翻訳:日本映像翻訳アカデミー