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●USBケーブル付きカメラで安定の撮影!
山登り、自転車、カヌー、サバイバルゲームなどのアウトドア系レジャーや、PC自作、模型製作、料理、裁縫などのインドア系趣味に興じているときに、ハンズフリーで動画を撮影したくなることがよくあるジャイアン鈴木です。そんなワタシにぴったりなアイテムがサンコーのAndroid対応ヘッドマウントカメラ「LookCam」です。

○LookCamの主なスペック

・解像度:1,280×720ドット/30fps
・視野角:110度
・対応機種:USB OTG(On-The-Go)、UVC(USB Video Class)対応のAndroidスマートフォン・タブレット
・防水・防塵性能:IP67
・サイズ:カメラ部/直径15×高さ76mm、 ヘッドマウント部/幅125×高さ155×奥行60 mm、ケーブル長/1,150mm
・重量:81g
・カラー:ブルー、パープル、シルバー
・内容物:カメラ本体、ヘッドマウント、USB Type-Cアダプター(※初回限定)、日本語説明書

本製品はヘッドマウントタイプのムービー&スチールカメラ。解像度は動画・静止画ともに1280×720ドットと低めですが、7,980円と手頃な価格が魅力です。

最大の特徴はAndroidスマートフォンに直接接続して使用すること。電源を必要とせず、動画・静止画はAndroidスマートフォンに記録されているので、撮影アプリケーションからすぐにSNSへ投稿できます。

なお、本製品は撮影アプリケーションとして「CameraFi」(Vault Micro,Inc.)が推奨されていますが、CameraFiの動画撮影機能はAndroid 7.0に対応していません。Android 7.0に対応した「CameraFi2」は現時点(5月12日)でベータ版です。今回の記事ではAndroid 6.0を搭載したSIMフリースマートフォン「KIWAMI 2」を使用しています。

●電源はスマホから、アプリは自動で起動
さて、本製品はスマートフォンから電源を供給するので充電する必要はありません。購入してすぐに使い始められます。推奨アプリケーションのCameraFiをGoogle Playからインストールしたら、LookCamのUSBケーブルを接続するだけで自動的にCameraFiが起動します。非常にシンプルな使い勝手ですね。

なお、USB Type-C端子を装備しているスマートフォンでLookCamを使用する際にはアダプターが必要です。しかし、LookCamとKIWAMI 2の組み合わせではAnkerのUSB Type-Cアダプターは使用できませんでした。そのため今回はAUKEYのUSB Type-Cアダプターを使用しています。もしAnkerのUSB Type-Cアダプターで同様の不具合が出た場合には、他メーカーの製品をお試しください。

○意外と軽い本体、長時間装着もOK

装着感は見た目より軽めです。ヘッドマウントは両耳の前後を挟むように固定されるのですが、耳の後ろ側は柔らかなゴムでホールドされるので長時間装着しても痛みは感じません。また、カメラ自体の重量は実測約25gと軽量なので、左右のバランスも大きく偏りません。

ひとつ不満を感じたのがカメラの向きを変える調節機構。左右には無段階で調整可能ですが、上下方向には10段階で360度回転する仕様になっており、微調整ができません。上下方向にも無段階で調整できるように改良してほしいところです。現行製品ではヘッドマウント自体をずらすことで微調整するしかありません。

推奨アプリケーションのCameraFiは設定項目が豊富です。画質、映像の回転・反転、解像度、オーディオソースなどを設定できます。なお、本アプリは標準でオーディオソースが「使用しない」に設定されているので、LookCamのマイクを使用する際には「USBオーディオ」を選択する必要があります。

●実際の撮影映像をチェック!
さて肝心の画質ですが最近のウェアラブルカメラと比べるとかなりの開きがあります。解像感に乏しいのはスペック的に仕方ありませんが、明暗差の変化に弱いようで、たとえば同じ場所でぐるりと360度旋回するだけでも、白飛びしたり、ホワイトバランスが狂います。暗所での撮影もほぼ不可能だと思っていたほうがよいです。少し多めに写真、動画を撮影したので、ご自分の用途に利用できるかじっくりとご確認ください。

LookCamの7,980円という価格はウェアラブルカメラとしては安価な部類に入ります。なによりスマートフォンに直接接続し、Wi-Fi接続の不安定さに悩まされることなく、プレビュー、撮影、共有がスムーズにできるという手軽さは大きなアドバンテージです。メインの映像はスマートフォンのカメラで撮影して、ハンズフリーならではの動画を本製品で撮影すると使い分ければ、撮影の幅を大きく広げてくれることは間違いありません。

(ジャイアン鈴木)