映画の影響で父親を刺殺した女(出典:http://movieweb.com)

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どんな理由があれ人の命を奪うことは許されるべきではない。しかしアメリカで、近所でも評判が良かった女が自分の父親を殺害する事件が発生した。「映画に触発されて殺った」というこの女について『New York Post』『MovieWeb』などが伝えている。

今月6日、ペンシルベニア州ピッツバーグでサッカークラブの女性ヘッドコーチ兼パーソナルトレーナーをしていたクリスティーナ・ニカッシオ(Christina Nicassio、27)が、父親を殺害して逮捕された。地元警察の調べによると、当時クリスティーナは精神的に不安定で、病気ではないかと心配した家族が病院に行くように彼女を説得していたという。しかし頑なに拒んだクリスティーナは、車に乗り込む際に持っていたナイフを父親の胸めがけて2回ほど刺したのだ。

刺された父親のアンソニー・ニカッシオさん(69)は、重傷でそのまま帰らぬ人となった。アンソニーさんはピッツバーグ大学医療センターの内科医で、病院関係者からは「患者に対して熱心な熟練の医師で、自分の人生を患者のためにつぎ込むような人でした」とその死を惜しむ声があがっている。

父親を刺殺したことについて、クリスティーナは「映画‟The Mummy Returns”(邦題:ハムナプトラ2/黄金のピラミッド)に触発された。父親が死ななければならないと思った」と供述している。また、数日前に恋人と破局しており「世界が終わったように感じる」などと発言していたという。

クリスティーナはパートタイムでアラゲイニー・フォース・サッカークラブ(Allegheny Force Football Club)のコーチをしており、事件の1週間前からは16歳の女性チームを指導していた。サッカークラブ会長のジェイミー・ホルトさんは「彼女はとても素敵な人で子供たちからも愛されているサッカー指導者でした。この事件は私達にとって、とても衝撃的で残念なことです」と語っている。

クリスティーナは「『ハムナプトラ2』では人を愛せないやつは父親を刺す」などと話しているというが、彼女が影響された直接的なシーンは特に報じられていない。

映画やテレビドラマに影響を受けて罪を犯す者は他にもいる。アメリカで人気を博したゾンビが徘徊するストーリーのドラマ『ウォーキング・デッド』の大ファンは、「友人がゾンビと化している。殺さなければ自分がやられる」と思い込み、撲殺事件を起こしていた。

出典:http://movieweb.com
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)