米ウォールマート、中国のサプライヤーを調査へ SOSメモ発見で 

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   米大手スーパーマーケット・ウォ―ルマートは、アリゾナ州の店舗で消費者が購入した財布から、中国の受刑者が書いたとみられる強制労働や虐待を訴える内容のメモが発見されたことについて、同社サプライヤーである中国の製造業者を調査すると発表した。  

  現地のテレビ局KVOA.comニュースによると、苦境を訴えるメモを書いたのは広西省霊山監獄の受刑者。メモには、毎日14時間も労働を強いられ、ノルマを達成しないと暴行を受けるなど「家畜以下の扱いを受けている」などと書かれていた。

  米国営放送ラジオ・フリー・アジア(RFA)の記者がこの件について、ウォールマートへ取材を申し込んだが、返事はなかった。

刑務所では生産高で奨励金 投獄経験者が明かす

 数年前から、中国製のさまざまな商品から今回のようなSOSのメモがあいついで発見されている。投獄されたことのある民主活動家や宗教弾圧の被害者などによると、看守をはじめ刑務所関係者は生産高に応じて歩合制の奨励金を受け取るため、受刑者に毎日十数時間の労働を強要しているという。

  中国問題の専門家は、格安な中国製の商品の一部は、刑務所などの長時間にわたる強制労働で作られており、それらの製品を購入することにより、無意識に共産党政権の人権迫害に係わってしまうことになると懸念している。

(翻訳編集・叶清)