15日、韓国メディアによると、韓国と北朝鮮の境界に設けられている非武装地帯(DMZ)でこのほど、北側の地域で出火した火災が南側の鉄柵にまで燃え移り、韓国軍の監視設備が損傷していたことが分かった。資料写真。

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2017年5月15日、韓国・世界日報によると、韓国と北朝鮮の境界に設けられている非武装地帯(DMZ)でこのほど、北側の地域で出火した火災が南側の鉄柵にまで燃え移り、韓国軍の監視設備が損傷していたことが分かった。

韓国軍当局によると、DMZの北側の江原道鉄原邑で先月1日に火災が発生し、その翌日に南側の京畿道漣川地域の最前線GOP(一般前哨)にある鉄柵にまで燃え広がった。この火災により、北朝鮮軍の侵略に備えて韓国軍が鉄柵の一部区間に設置していた監視センサーなど2億ウォン(約2000万円)相当の設備が燃えた。最近、DMZでは火災が相次いでいるという。

軍当局はDMZで発生する火災が過失によるものである可能性と、風が南の方向に吹いていることを利用し、故意に攻撃を仕掛けた可能性の両方を念頭に調べを進めているという。また、監視設備が燃えた地域に将兵を置いて警戒を強化し、7月初めまでに復旧作業を終える方針だという。

この報道に、韓国のネットユーザーからは「北朝鮮はいい加減に目を覚ますべき」「韓国軍も北向きに風が吹いている時にたき火をしよう。北朝鮮には言葉で言っても通じない」「こんな状態なら、北朝鮮とは絶対に対話できない」など北朝鮮への批判的なコメントが寄せられている。

また、「大統領が変わったから、北朝鮮が安心して挑発行為をしている」「挑発されたら倍にして返すと言っていたよね?いつ?」「明らかな挑発。なぜやられっ放しなの?」「まさか拡声器を増やすだけで終わらせないよね?」「文氏は何をしている?国民と疎通するために小学校を訪問している場合じゃないぞ」など、親北派といわれる文在寅(ムン・ジェイン)韓国大統領への指摘の声もみられた。(翻訳・編集/堂本)