中国・北京の人民大会堂で、会談前に握手するフィリピンのロドリゴ・ドゥテルテ大統領(左)と中国の習近平・国家主席(右、2017年5月15日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】フィリピンのロドリゴ・ドゥテルテ(Rodrigo Duterte)大統領は16日朝、訪問先の中国・北京(Beijing)から帰国し、南シナ海(South China Sea)について、領有権を争っている中国やベトナムと共同で天然資源の開発を行うことに前向きな姿勢を示した。

 またドゥテルテ大統領は、南シナ海の大半の海域に対する中国の領有権主張をめぐりオランダ・ハーグ(Hague)の常設仲裁裁判所(PCA)が昨年、法的根拠がないと判断したことについて、この判断の受け入れを中国側に即座に迫る計画はないと言明した。

 記者団から、中国やベトナムとの天然資源の共同開発に関する提案について問われたドゥテルテ氏は「煩わされることなく何かを得ることができれば、実行しない手はない」と述べた。ただ、共同開発は「公正で均衡のとれたものであるべき」と強調した。同じく南シナ海で領有権を主張しているマレーシアとブルネイについては言及しなかった。

 ドゥテルテ大統領は、中国が掲げる「一帯一路(One Belt One Road)」構想に関する国際会議に出席し、習近平(Xi Jinping)国家主席、李克強(Li Keqiang)首相と個別に会談した。

 フィリピンと中国は19日に、南シナ海問題の2国間協議を行う予定。
【翻訳編集】AFPBB News