『テラスハウス アロハステート』ハワイ編のエピソードシーズン3の8、24話A Kiss in the Momentの巻。

じわじわと修羅場が近づいている展開であり、さらに修羅場があるらしいとの噂も届く。
おお、ついにギルティ侍のギルティーが暴かれるのかッ。
ところが、今回のテラスハウスのサプライズはそれだけじゃなかった。


落ち着こう。
まず、ギルティ侍の今までの流れを復習だ。
死ぬほどの恋をしにきた大志は、杏奈とデートに行く。
仁希ちゃんがテラスハウスにやってくる。
仁希ちゃんのほうが美人だッて感じで、仁希ちゃんとデートに行く。
仁希ちゃんのほうがいいなーって心持ちになって、「杏ちゃんにギルティー感じてる」って名言まで飛び出した。
ところが、ミスハワイのシェリーがテラスハウスにやってくると、シェリーをデートに誘う。
杏奈と仁希ちゃんは、もういいや、こどもっぽいし、ってんで、シェリーのほうがいいなーって心持ちになる。
おそらく、杏奈と仁希にギルティーを感じる状態に。

トリンドル玲奈さんが「やってらんないっすねー」とやさぐれるほどの嫌悪を示し、
徳井さんが
「ギルティーを逆に感じたいってのあんのよね。ギルティーをエネルギーに変えてるってのあるからね。“俺は、何やってんだ!”とか“あの子を傷つけた”とかっていうギルティーをエネルギーに変えてるっていうのもあるから、やっぱり」
と軽くフォローすると、
「わー、めんどくせぇ」
「別に女子ガソリンじゃねぇし」
と、まっとうな反論が返ってくる。

そして、ついに、シェリーが大志のギルティーをぶちまけるのだ。
ダイニングに、杏奈、仁希、シェリー、大志、魁がそろっている。
シェリーが「なんか話すことある?」
大志が「ないけど」と答える。
すでにして不穏な空気が流れている。
シェリー「私は大志に話したいことがあった」
そして、小首をかしげながら、
「本当に恋しに来てるの?」と問う。

「じゃあ私とデート行って、どんな感じなの?」
ええええー。杏奈、仁希もいる所で、この質問。
まだそんなに知らないから好きとかではない、っていう大志の返答。

シェリー「じゃあ、興味あるかどうかはまだ分かんない」
に対して、
大志「興味ある、あるある。でも、いきなりフォーリンラブにはなってない」
いきなりフォーリンラブはないから、何回かデートしてみたいんだ、という主張だ。
シェリーは、そこから、「みんなとデートしてて、はっきり全然答え出してないから」と詰めていく。
そして、
シェリー「はっきり、大志くんはどうなのかなって」
という問いかけが飛ぶ。

罠だ!
これは、答えちゃいけない罠だ!
と、俺ですらわかる罠に、ストレートで熱血な大志は、
「ああ、そう、なるほどね、たしかに」と言い(「たしかに」じゃねーよ!と全テラハ女子がツッコむ声が聞こえそうである)、
「シェリーが来たからってわけじゃないけど」(その「わけじゃないけど」は、「わけだけど」って白状したようにしか聞こえぬぞよ)
「2人に対して、ちょっと……恋愛感情っていうのは」(ああ、やばいぞ)
「なくなったかなっていうのは最近」(山ちゃん「しゅーりょー!」)
「感じたんだよね。それは、たしかに、それはちゃんと伝えてなかったってのもあるし、それは ごめん」
(山ちゃん徳井さん「すげぇな」徳井さん「こいつはどえらいことになってきたぞ」トリちゃん「どっから目線なんだろう」)

しかも、シェリーは、「大志が“2人とも子供すぎる”と言ってたよって、すでに話している」ことを、その場で発表。
いや、それも、ここで言わなくてもよくなくねぇ、って感じだけど、もう「ギルティ裁き」が止まらないのか。
とはいえ、杏奈と仁希も、このシェリーの流れに「それは違うな」「っていうか……」って、口を開く。
「なんで、わたしたちが振られた感じになってんだよ」ってことだろう。

「新しい女の子が入ってきて、大志くんもすぐその子、デート誘って、みたいな、だからそれも全然オーケーだけど」
とシェリーは続けるが、全然オーケーじゃないって雰囲気だ。
そのことが、全然ダメだ、と言外から、ビンビンに伝わってくる状況である。

いや、いろいろ考えることがあるが、それをこんな公の場で書くほど、俺も馬鹿じゃない。
だが、大志は馬鹿だ。馬鹿がつくほどまっすぐで、熱血なヤツだ。
言わなくてもいいのに、というか、言ってはいけないのに、
「(杏奈と仁希が)この人じゃないといけないって思える子……あま失礼だしおこがましいけど…ではなかったっていうのは最近思って」
と、再度、言ってしまう。
「(そういったことは、はっきりと)話すべきだったことだとは思う、それは、ごめん」
完全に謝ることを間違えている。話すべきじゃないんだ。しかも、みんながそろってる前で言うことじゃないんだ。
スタジオからも「うおおおお」という唸り声、トリちゃん「告白してもないのに振られたみたいになってる」「すごく迷惑」「地獄」「ホラーや」と盛り上がる。

ここから、勇気ある徳井さんのコメントがすごい。
徳井さん「俺、分かったぞ。大志がやってるこの感じ、なかなか踏み出せへん感じ、俺もそんな感じなってんちゃうかなって思って」
馬場園さんが「いやいや、違う違う絶対違いますよ」って言うのを振り切って、告白するのだ。
自分も、いい年だから、結婚とか考えたら、次に付き合う人とは結婚かと思うと、なかなか踏み出せないのだ、と。
「死ぬほどの恋と結婚と同じとするならば、アラフォーの独身男性でなかなか恋愛はじめられない人は、共感する人いるかもしれない」と力説。

そうか。そもそもの「死ぬほどの恋をするために」という初期設定が間違ってるのだ。
結果として、「死ぬほどの恋をする」ことはあっても、「死ぬほどの恋をするために」人との関係を築こうとするのは、順番がおかしいことになってる。
人は恋に落ちるのであって、落ちるために恋を探すのではないのだ。

と、ギルティ侍のギルティ裁判で大盛り上がりだった今回たが、それだけではなく!
魁と仁希。
「もう仲のいい仲間」
「恋じゃねぇな……」
「別に恋愛感情はないようだから」
と、スタジオのみんなが話す魁と仁希のふたり。

魁も「無理だと思う」って答えており、仁希もデートで「こいつとは合わない」って感じの態度になったのに、
その魁と仁希が、「映画観ようよ」からの、着衣ベッドシーン。
「おいおい、なんやこれ」「エロ」「なんで、これで付き合ってないってなんなの?」
「これで友達なの?」「入っちゃわない?」「これは、もう入ちゃってる」
「もう、寝なさい健ちゃん」「入ってるけど動かないやつだ」「ポリネシアン……」
「ちょっとまって」「あ、抜けちゃった」「おかしいじゃない、おかしいじゃない」
ってスタジオも興奮の声の連打で、そしてキスシーン。
「ちょーかわいいじゃーん」「やったー」「春だねー」「かわいいー」「最高!」「いいねー」
「よかったねー」「若者の春です」「あだち充の世界です」「さんまさんも絶対好き」
と、みんな興奮してあれこれ言いながら、次回へ続くのであった。(テキスト&イラスト:米光一成