今回のビジネス女子マナーは金融関連会社勤務、月野陽菜さん(仮名・31歳)からの相談です。

「同僚と話していると、なになになにー? と加わってくる40代の女性の先輩がいます。ランチや飲みに誘われてついていくと、プライベートな話題を根掘り葉掘り。こっちは仕方なく答えているのに、要らないアドバイスなどをされたりして…。うっとうしく思ってしまいます。仕事では頼りにもしていますが、友達にはなりたくありません。こういう気持ちになるのって、意地悪でしょうか」

さっそく鈴木真理子先生に教えていただきましょう。

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ビジネス関係者とはビジネスライクな付き合いを

あなたのおしゃべりにズンズン入ってきて、「自分も仲間に入れて」ビームを出すお局様がいるのですね。でも、それは、彼女にあなたが好かれている証拠だと思います。

仕事で頼りにしてくれたり、信頼できる後輩がいたりすれば、その人とプライベートでも仲良くしたいと思う。その気持ちは、むしろ自然なことかもしれません。
その女性の先輩も、まさか、あなたが自分のことをうっとうしく感じているとは思っていないのかもしれません。

「仕事では頼りにしているけれど、友達になりたくない」とあなたは言う。そして、そういう気持ちはよくないのかなと不安に思っているんですね。
確かに、あなたに拒絶されてしまっている女性の先輩にとってはキツイ話ですが、ビジネスで関わる人と、必ず友達にならなくてはいけないわけではなりません。
むしろ公私混同が仕事の邪魔となることのほうが多いのですから。

お局様とはビジネスライクにつきあいましょう。

仕事中の私語は謹んで、おしゃべり好きと思わせない

あなたは、明るく、社交的な人だと思われているのではないでしょうか。だから、その女性の先輩は、自分も当然、受け入れてもらえているはずだと考えているのでしょう。

もし、その人に加わってほしくない話をするなら、彼女がいないところですることです。そして、日ごろからおしゃべり好きだと思われないように、仕事中は私語を謹んで集中する姿を見せましょう。

また、自分のことを不用意に話さないことも大切です。アフター6に何をするのか、休日にどこへ出かけ、誰と会ったのかなど黙っていればわかりません。

ランチや飲み会に誘われて、プライベートな話を聞き出されるとのこと。あなたが、嫌々答えていたとしても、彼女には、フランクに話してくれていると感じさせている場合もあります。
友達になりたくないのであれば、「まぁ……いろいろです」とやんわり濁したり、「私の話より、先輩のことが聞きたいです」と逆に質問したりして、自分の話はしないことです。

表情や態度でお局先輩を拒絶するのはNG

若くておしゃれで仕事ができるアラサー女子は、存在そのものが華やかで魅力的です。お局様にもそんな時代があって、あなたと話したり、行動を共にすることが自身の若さをキープする秘訣だと思っている気もします。

もしお局様を嫌っていても、それを表情や態度に出すのはNGです。それが相手に伝わってしまうと、あなたが必ず損をしてしまいます。
ビジネスパートナーとして敬う姿勢をもって、賢くふるまってくださいね。

お局先輩とは友達になりたくないけど、意地悪されるのはもっとイヤ。