北朝鮮首都平壌のバス停で、バスを待つ女性(2017年4月11日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】北朝鮮の首都平壌(Pyongyang)のバス停には広告がない。エナジードリンクや携帯電話サービスの広告の代わりに、山や海岸、農場、ダム、都市空間などの風景画が見られる。街のあちこちで見られるプロパガンダポスターと違って、文字やスローガンもない。

 約300万人が暮らす平壌では、バスが圧倒的に最も一般的かつ充実した公共交通手段だ。バスの運賃は非常に安価で、実質、無料で利用できる。

 平壌では通勤する、グループ活動に向かうなど、ほとんどの人が目的を持っているように見える。だが、バス停でバスを待つ間は、人々はその目的を中断せざるを得ない。友人や同僚と会話をしたり、物思いにふけながら往来を眺めたり、あるいはスマートフォンで遊んだり、バス停でバスを待つ時間は個人の興味関心があらわになる。
【翻訳編集】AFPBB News