写真は「HAWAII FIVE-0」より
 - Norman Shapiro / CBS via Getty Images

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 米テレビドラマ「HAWAII FIVE-0」でスティーヴ・マクギャレットを演じているアレックス・オローリンのスタントダブル(役者に代わって危険なシーンをこなす)が、スタントマン生命を絶たれるかもしれない事故に遭ったのは安全ではない撮影環境を作り出した米CBS局と制作会社のせいだと訴訟を起こした。

 Deadlineなどによると、スタントマンの名前はジャスティン・サンドクイストで、映画『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』でバッキー・バーンズ/ウィンター・ソルジャーを演じたセバスチャン・スタンのスタントダブルを務めていたほか、『キングコング:髑髏島の巨神』『ワイルド・スピード ICE BREAK』などでも仕事をした人物だという。

 訴状によると、事故は2016年の撮影中に起きたとのこと。マクギャレットが駐車場内でカージャック犯を捕まえようとするシーンでスタントダブルだったジャスティンは、スピードを出した車にはねられ、大けがを負ったそうだ。

 彼によると「HAWAII FIVE-0」の撮影現場は常に時間に追われ、ドタバタしており、安全性を保つためのミーティングや指導がなされていなかったという。この日は1台しかないエレベーターで撮影をする8階まで、何十人ものスタッフが移動しなければならず、さらに時間が押していたという。また、彼をはねた車を運転していたのは訓練を受けたスタントドライバーではなく、俳優だったこと、現場の安全を確保する人物が違法に入手した鎮痛剤の影響下にあったことなども挙げられている。

 ジャスティンは過失、雇用時審査不備、監督過失などを訴え、賠償金の支払いを求めているという。(澤田理沙)